更新履歴
トップページに戻る

2010年8月〜2011年12月の更新履歴
2012年1月〜12月の更新履歴
2013年1月〜12月の更新履歴
2015年1月〜12月の更新履歴
2016年1月〜12月の更新履歴
2017年1月〜7月の更新履歴
2017年8月〜2018年12月の更新履歴
2019年1月〜12月の更新履歴
2020年1月〜2021年12月の更新履歴
2022年1月〜2024年7月の更新履歴
2024年8月〜の更新履歴
2014年12月29日
 27日に渋谷へ行ったので、またヒカリエに寄ってきました。
 角のケースの展示が源義高と大姫から妓王に変わっていました。
 この妓王は、前々回の展示内容の時にいた、あの白拍子姿の妓王でしょうか?
 新年向けの飾り替えですね!
 初めて見ることができました〜

 さて…もうすぐ今年も終わりですね…
 源氏物語関連の内容の(まともな)更新がほとんどできませんでした(汗)
 年初に書いた話…アレ、誰が書いたんでしょうねーーーっ!
 来年に期待します(私が)

 はやぶさ2?コレもちょっと待っていてください…
 材料がですね…ちょっと家の中を大捜索してみます…
 ちょうどいい大きさのアレ2枚なんて…期待はできませんが(泣)
 たった2枚使うために、普段使わないアレを数百枚も購入するなんて…あああ
 物は高いものではないんですけど…


2014年12月22日
 山種美術館に行きました!!
 東山魁夷と日本の四季展を見てきました。
 この展覧会では魁夷の作品のほかに、
 東京美術学校時代に教えを受けた先生や、
 親戚、同期生や先輩・後輩の絵、
 皇居宮殿の装飾画を手がけた時に、
 宮殿の他の場所を担当していた画家たちの作品も一緒に展示されていました。

 まずは魁夷の作品から書いていきます(いいですよね!)
 その絵について書き残された詩情豊かな文も隣に展示されていました。

 会場入り口の「白い峰」はなんか蔵王の樹氷みたいだなあ…と思っていたら
 取材地が蔵王でした(笑)
 蔵王には行ったことがあります。それも同じく山形側!
 阿蘇を取材した絵もあり、結構同じところに行ってると嬉しくなりました。
 こちらも行ったことがあります。中岳のカルデラ湖を見てきました。
 今噴火していて大変なんですよね…

 宮殿に収めた絵と同じ趣向で描かれた「満ち来る潮」は見ごたえのある絵でした。
 スケッチや下絵も展示されていて、制作の過程をうかがい知ることができます。
 下絵の中に画面を細かく分割したものがあって、
 ブロックごとにあたりをつけて描いていたんだろうと想像していました。
 波しぶきを白くきらめく銀色の箔が表していて、
 錆びない?大丈夫なんですか!?と心配してしまいましたが
 (古い時代の絵を見ると、銀箔が貼られていただろう所がよく真っ黒になっているのです)
 使っているのはプラチナ箔だそうです(←図録に書いてあった)

 川端康成に勧められて京都の風景を描いた連作「京洛四季」
 大晦日の京都の町並みを描いた「年暮る」もありました。
 この絵を最近新聞で見かけた時、そろそろ魁夷の絵が見たいと思ったんでした。
 そうしたらこの展覧会が開催されることを知って…何かの作戦ですか?(笑)

 白い馬はこの展覧会にも来ています。
 「春を呼ぶ丘」です。
 この絵は水辺や森の中にいることが多い白い馬が、珍しく畑に下りてきている1枚です。

 岳父の川崎小虎の「草花絵巻」は、つい5分前に書き上がったような瑞々しさでした。
 ミュージアムショップに、この絵のポストカードか付箋があったらきっと買ってましたね〜
 (ええ、無かったんです(笑))

 美校時代に魁夷が教わっていた結城素明の風景画には、
 漢詩の一節のような情感あふれる題がついていたのですが、
 英訳タイトルに漂うコレジャナイ感がものすごくて(汗)
 タイトルを2度見3度見してしまいました…
 いや、別に正しいんですけど、なんでしょうね。
 元の題はもっと広く雰囲気を含めたもののようなのに、
 英語にすると、ずばりコレ!ばばーん!!みたいになってしまって…
 実際のところ、どうしようもないとは思うんですけどね…
 翻訳って難しいです。

 上村松篁の屏風絵の花も素敵でした。
 八重桜に見つめられているような感じがしました。
 やはり日本の物を描くのに一番向いているのは日本画なんですね…

 山種美術館に置く絵の依頼を受けながら、
 下絵のみを残して他界してしまった山口蓬春は
 さぞ心残りだったでしょうね…
 下絵でも十分素晴らしいですが、完成したものを見たかったです。

 杉山寧の「曜」は鶴の鳴く声が聞こえてきそうでした。

 そういえば図録は¥1080(税込み)でした。
 安い!(←大抵は¥2000前後なのです)
 サイズも小さめのA5版ほどの大きさなので、運ぶのが楽でした(笑)
 大きな図録を広げるのもいいですが、
 気軽に何度でも読み返せそうなこの大きさもいいですね。
 絵の隣に展示されていた文も載っています。

 そういえば、山種美術館はアンモナイト化石の宝庫でしたよ。
 大理石にアンモナイト化石が含まれている、あれです。
 床や壁でぐるぐるしてました。結構たくさん!
 東京アンモナイトツアーをされる方は、名所巡りにぜひ組み入れてくださいね!
 (わざわざ書かなくても結構有名!?)


2014年12月5日 渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その5) 公開 
 こちらもようやく行けました(汗)

 はやぶさ2が3日に無事出発しましたね。
 まずは最初の関門をクリアというところでしょうか…?

 2もビーズで編んでみようと思っています。
 基本的な形は前のはやぶさと同じになりそうですが、
 平たい2枚のアンテナが難関になりそうです。
 アイデアはありますが、材料の入手に難問が…(汗)
 (清水の舞台からの転落やむなし!?)
 何とかなったらまたアップしようと思います!


2014年11月23日 リニューアルした東急プラザ蒲田の屋上観覧車に行ってきた 公開
 ついに行きました!!

 山種美術館で開催中(〜2015年2月1日)の
 東山魁夷と日本の四季に行きたいんですが…いつ行けるか決まっていません。
 なぜ急に東山魁夷?
 私の中では急でもなんでもないんですが(笑)
 6歳(たしか)の頃、初めて行った展覧会が東山魁夷だったんです。
 新聞(?)で見かけた白い馬の絵が見たくて(たぶん「白馬の森」)、
 展覧会最終日の激込みの中、連れて行ってもらったんです。
 会場に入る前の階段でいきなり並び、人と人の足の間から見る状況でしたが…
 「緑響く」も見ました。白い馬の見える風景の特に有名な2枚ですね。
 以来、機会があると行ってます。
 前回行けたのは2008年の東京国立近代美術館の時だったと思います。
 行ければ、久しぶりになりますね。
 長野の美術館には残念ながらまだ行ったことがありません…
 (昨晩の6弱の地震の震源からそう遠くないようですが、大丈夫だったでしょうか…)
 そういえば行ってみたい美術館がなぜか長野に集中してます。
 …が、位置が違いすぎて、1回の旅行で1か所ずつしか行けなさそうな感じです。
 そんなに何度も旅行には行けませんよ…(汗)


2014年11月15日
 秋のBASに行ってきました〜
 日差しが暖かく、くじらのせなかはお散歩日和でした。
 本当に気持ちがよかったです。
 それはもう、大桟橋がもっと近ければ毎日でも散歩したいと思うくらいでしたよ♪

 会場の海に面した窓辺にはテーブルと椅子が並んでいます。
 この席からは広がる海とベイブリッジがよく見えるので、景色がとてもいいのです。
 とはいえ、最近はここでワークショップが開かれることが多く、
 参加者以外はこの場所には入れませんでした。
 行った日は終日ワークショップがなかったので、
 久々にこの場所で一休みさせていただきました。
 やはり、この景色を見るとBASにきたんだ〜という感じがします。
 周りを見ても海をのんびり眺める人がたくさんいました(笑)

 収穫のほうは…ほしかったものはほとんど買えましたね。
 チェコビーズや、ハロウィンかぼちゃのビーズ(今頃?)などです。
 かなりきれいな(お値段もまた、かなりのもの)淡水パールも半額だったので
 買ってくることができました。
 帰ってきてからは当然のようにヨレヨレでしたが(汗)
 楽しかったです。

 先週・今週のくもじいは栃木でした。前シリーズでも来ましたよね。
 華厳の滝の水量はスイッチ1つで自由自在〜
 川下りした筏はトラックとクレーンで上流へ〜
 そうでしたね(笑)

 コレで終わらせたら大ボケなので…梁漁(やなりょう)の話をしましょう。
 平安時代から続くと、くもじいが言ってましたね。
 ちょっと調べてみました。
 寛二年間(西暦でいうと1087年から1094年)から行われているそうです。
 なんと葵祭で有名な上賀茂神社にも、この漁法によって捕らえられた鮎などが
 奉納されていた記録があるそうです。
 時代が微妙に合っていませんが、源氏ネタということで(汗)

 …そういえばパンツどうなったんでしょう。
 私は応募してませんが…気になりすぎます。(←くもみ調で)

 源氏系ネタ、今回はもう1本いきます!
 朝顔の姫君のページで、菊のかさねをどうすればいいかワカラナイと書きましたが
 これーーー!!っていうのをついに見ました。
 13日付の日経新聞朝刊「日経アートレビュー」の2ページ目です。
 「平安貴族の色彩コーディネート」で、かさね色目が取り上げられていました。
 吉岡先生の工房が取材を受けていて、カラー写真の中に「菊のかさね」が!!
 着色していない生絹(すずし)と黄色に緑の濃淡を重ねた組み合わせでした。
 緑の唐衣とオレンジと白のだんだらの比礼(ひれ)に合わせる菊の重ねなら、これで決まりですよね!
 …と、朝から謎のハイテンションになりました(笑)

 青い空と朝焼けや夕焼けの橙色の空の間にうっすら広がる緑の空、
 最近は写真でも映像でもよく見かけるようになりました。
 1ページ目の東京の夜明けの写真にも写っていましたね!
 やっぱり、あれはきれいだと思います。
 あの緑は天気さえよければ見られるというものでも無いようなので、
 結構貴重です。


2014年11月1日
 本日は「古典の日」です。
 源氏サイト的に盛り上げなければならない日ですね!!
 11月1日という日付は、源氏物語にとって非常に縁が深い日なのです。
 なぜなら源氏物語の存在が始めて日付の記された文書に書かれた日だからです。
 …が!今日はちょっと出かけなければならなかったので(汗)用意が…

 というのは冗談と書きたいところですが、
 用意したものがかなりアレなのでやっぱりホントかもしれません…(汗)
 先に謝っておきます…ゴメンナサイ(汗)

 昨年連載(?)した源氏ゲームのストーリーで、
 弘徽殿ルートに次ぐ新ルートを開拓できる運びとなりました(えっ)
 (「この話、そもそも何なの?」の答えも↑のリンクからお読みください)
 その名も「麗景殿ルート」です!

 藤壺に振られた後、弘徽殿にも頼れない(頼りたくない)となったプレイヤーが、
 最後の砦として頼るのは麗景殿(れいけいでん)の女御になると思います(笑)
 麗景殿の女御は(原作での光源氏との良好な関係から見るに)
 桐壺いじめに加担していなかったと思われる人物です。
 控えめで穏やかな人なんでしょうね。
 ここに取り入ることに成功した源氏は、麗景殿の女御の愛情を受けて、
 きっととっても穏やかな人に成長するでしょう。
 亡き母の面影を藤壺に重ねて執拗に追い回すことも、もはやありません。
 妹君の花散里と結婚するのは自然の成り行きです。
 浮気もしません(!!!!!)
 夕霧は花散里の子として誕生します。
 本来の話では夕霧の母であったはずの葵は…?
 (このルートの葵は、「葵」という呼び名にはなりようがないですが、
 分かりやすさのためにこのまま行きます)
 誇り高き左大臣の姫君・葵は、朱雀帝の女御として入内しています。
 当然、弘徽殿の妹・朧月夜(こちらの呼び名も同じく)も!
 このため、後宮では血で血を洗う(←イヤイヤイヤ…)抗争が繰り広げられ、
 それはそれは恐ろしいことになっています。
 が、そんなコワイ話は噂話として流れてくるのみ。
 源氏の周りは至って平和なのです。

 数多の恋をしない光源氏。話進まないと思うでしょ?

 しかーし!輝く美貌と知性に加えて華やかな人柄を備えた上に、
 穏やかな人格者である光源氏を、周りが放っておくわけがありません!
 本人の意向はさておき、老若男女にモテまくります。
 朱雀帝周りが恐怖の心霊スポット(生霊が出ている!?)なのに対し、
 こちらは癒しのパワースポットですよ。
 そんな源氏にですから、周りも親切を惜しみません。
 源氏自身も、袖ふり合うも多生の縁を大切にするタイプです(原作通り)。
 なのでそうした人たちを大切にしますし、
 人に頼られ、助けることも当たり前になっているのです。

 <つづく>

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・11月15日公開>

 ある日、惟光の母(源氏から見ると乳母)の
 体調が思わしくないということでお見舞いに出かける源氏。
 乳母の家に到着するも、入り口の門をなかなか開けてもらえずに
 門の前で待ちぼうけを食らいます。
 何気に目に留まった夕顔の花の話を、一緒に待っているおつきの者としていると、
 その夕顔の咲いている家から文が届けられます(あら、ちゃんと本筋どおりですね)。
 書かれている歌は例のアレです。
  心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花
 え…どういう意味?人格者・源氏、どうする!?
 相手は自分を知っている?「光」なんて書いているし。
 でも、歌の書かれた扇に焚き染められた香りに心当たりはありません。
 「白露」「夕顔」「花」…もしかするとこのあたりに、
 送り主が誰であるかのヒントがあるのかもしれませんが、
 特に思い当たる人物はいません。
 人違い…?だとしても、女性から歌を送ってくるとは、
 何か尋常でなく差し迫った事情があるのかもしれない…
 それこそ助けを求めているのかも?
 とりあえず無視するわけにもいかないので、当たり障りなく返歌を送ります。
 筆跡をわざと変える小細工などせず(人格者・源氏に下心などありません)、
  寄りてこそそれかとも見めたそがれにほのぼの見つる花の夕顔
 (解釈?は…「遠目では私が誰なのかもわからないでしょう(というわけで筆跡で推測してください)、
 たそがれ時でもあることですし、人違いかもしれませんよ『夕顔』さん」と、ここではしておいてください)

 この歌のやり取りが縁となり、源氏は夕顔から身の上を聞く事となります。
 頭の中将の正妻(弘徽殿の妹)にうとまれて身を隠す現在。
 心労のため体調もすぐれない。
 頭の中将との間には娘が一人いるけれど、
 私に何かあったらこの子はどうなってしまうのか――
 このあたりまで聞いて、源氏は涙が止まらなくなってしまいます。
 超・シンパシーを感じてしまうのです。
 夕顔は亡き母・桐壺に、一人娘は自身と重なります。
 あの忌まわしき弘徽殿の血縁が、この力も持たない母子を苦しめている。
 これはぜひ力になりたいところです。
 でも、源氏は気になることがひとつありました。
 源氏は夕顔に、頭の中将は夕顔母子がここで暮らしていることを知っているのかと尋ねます
 (このルートの源氏は雨夜の品定めに立ち会っていません。本当に品行方正だし(笑)
 …というよりも、このルートの源氏と頭の中将って付き合いがそんなになさそうですよね。
 宮中で顔を合わせるには合わせるでしょうけれど)。
 知らないだろうと夕顔は答え、正妻が恐ろしいので知らせるのが怖いとも言いました。
 自分に何かあった時、正妻の元に引き取られるであろう娘の行く末が心配すぎるのです。
 とはいえ、このままでいいはずもありません。
 考えていると、にわかに夕顔がその場に倒せ伏して苦しみ始めます。
 「どうかあわれとお感じになられて、娘をお助けください」
 そのまま夕顔は、はかなくなりました…(えっ)
 もはや問答無用ですね。
 故人に遺言もされてしまいましたし…
 良心は痛みますが、頭の中将にはすべてを伏せたまま夕顔の娘を源氏は引き取ることにしました。
 花散里に事情を話すと、彼女は夕顔の娘を温かく迎えました(なんていい人でしょう。原作通りです)。

 何ということでしょう。このルートでは玉鬘は九州に行くことなく、いきなり源氏のところに来ました!
 しかも、夕霧と玉鬘が幼馴染として急接近します。雲居の雁はーーー!?

 <つづく>

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・11月23日公開>

 夕顔事件は、心優しい源氏の中でかなり尾を引くことになります。
 やはり病気になり、療養に出ることになりました。
 療養先の近所でかわいい女の子(若紫)を見かけます。
 ん!?その女の子がこちらを見て、にこっと笑いました。

 突然ですが、
 ここでみなさまには選択肢から源氏の気持ちを選んでいただくことにしましょう!
 A:(うへへ、なんてかわいい子だ!マジで超タイプ!!ニヤニヤ、ドキドキ)
 B:(なんてかわいらしい子だ。にこにこ)

 …普通なら選択肢Bを選ぶと思いますが、正規ルートに戻りたいならAです(笑)
 本当です。冗談ではありません(笑)

 若紫に、源氏はやたら気に入られてしまったようです。
 その縁で、若紫のおばあさんの尼君とも知り合いになりました。
 ここで聞かされたのは若紫の悲しい身の上。
 母は既に亡くなり、父の正妻には疎まれ、今は尼君が育てているけれど…
 またですよ(汗)源氏は似た話のせいで病気になったって言うのに。
 ですが!心優しい源氏はそんな不満は露ほども感じません。
 それどころか、玉鬘の時と同じくらい若紫をあわれみます。
 源氏の人柄に感激した尼君たっての希望により、
 若紫は、玉鬘と同じ秘密の約束(正妻には渡すな)で源氏が引き取ることになりました。

 ここでまた、選択肢登場!若紫は誰が育てることにしますか?
 A:自ら育てる
 B:花散里に頼む

 正規ルートに戻るならAです(笑)
 (ぼちぼち最終チャンスです)

 <つづく>

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・12月5日公開>

選択肢Bを選ぶことにしたみなさま、こんにちは!
なぜか源氏の長男・夕霧の周囲にすごい美女たちが集結しつつあります(笑)

さて、このルートの源氏と六条の御息所は趣味を通じてよき友達関係にあります
(このルートの六条は生霊にはなりません。なりようがありません(笑)
生霊なら、葵と朧月夜(というか姉の弘徽殿の大后?)が互いに出し合っています(怖))。
そんなある日、源氏は六条から相談を受けます。
朱雀帝が、六条の娘を后に迎えたいと望んでいらっしゃるらしいというのです。
もちろん六条の娘は伊勢の斎宮を務めているので、今すぐというワケではありません。
でも六条としては葵組と朧月夜組(!)が今なお、絶え間ない闘争を繰り広げている後宮に、
娘を入内させたくないのです。
女二の宮を産んだ更衣や、女三の宮を産んだ女御なども、非常に苦労なさっていると噂です。
朱雀帝が早く中宮を選んでしまえばよさそうなものですが、
現状では誰を選んでも死人が出そうだとか何とか…(怖)
帝はこのまま誰も中宮に立てずに譲位してしまうおつもりだとも
(この話は源氏が内々で帝本人から聞いた)。
まあ、六条はイヤなのです。
朱雀帝が朱雀院になったところで、いまさら葵組と朧月夜組が和解するなどありえません。
このため、娘を何とか東宮に入内させられないだろうかというのです。
(毎度毎度、朱雀帝ごめんなさい。このルートではどうしても無理ですよ…)
朱雀帝も結局、こんな状態の後宮に六条の娘を迎えるとかわいそうなことになるからと、
この話をなかったことにしました。
六条の娘は源氏の後押しもあり、
冷泉帝(普通に桐壺帝と藤壺の女御の子として誕生)の女御、そして中宮になりました。

源氏は何気に中宮の後見人となってしまいました。
手元には政治の駒とできそうな姫君もまた、何気にたくさんいます。
でもこのルートの源氏は争いを好まない穏やかな性格もあり、あまり権力を望んでいないようです。
あらら。

須磨にも流れません。人格者を都から追放するなど、誰がそんなことをするものでしょうか(笑)
でも、源氏の息女を産むこととなる明石の君は登場します。
(えーーっ!ここまでは平穏に来たのに、やっぱり光源氏は浮気するの〜!?)

<つづく>

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・12月22日公開>

京の光源氏の評判は、全国津々浦々にまで知れ渡っているのです。
「輝く美貌と知性を備えた華やかな人柄は、前世積まれた功徳の賜物、
しかも現世においても、穏やかな人格者として功徳を積まれている」
とのこと。
目をギラギラ輝かせて、明石の君の父・明石の入道は自ら上京します。
都に着くや否や、源氏との対面を果たしました。
入道:「わたくしがあなたのお母様と兄妹であるというご縁が、
   こうして出会いをもたらしたものと大変ありがたく存じております。
   光源氏さま、あなたはお噂をはるかに上回るほどすばらしいお方です。
   しかし、そんなあなたは帝の子として生を受けながらも、
   母が更衣であったがために臣下の身となられました。
   残念なことです。わが一族も元は女御を入内させることができたのに。
   …いかがでしょうか、わが一族を再興させませんか。
   一族から中宮を出すのです。
   わたくしは娘から中宮そして、将来の帝が生まれるという夢のお告げを受けました。
   どうか、わが娘を側室としてお迎えいただけませんか。
   奥様お一人を大切になさっておられることは重々存じておりますが、なにとぞ…」
入道はグイグイ行きます。ちょっとでも弱気になったら源氏に断られてしまうと分かっています。
頭が床にめり込みそうなくらい(!)深々とお辞儀します。
源氏は困っています(笑)何とか断る口実を探しているのです。
今まで花散里ひとりを妻として大切にしてきました。
いまさら側室を迎える気などありません。
権力にも関心がありません。
入道:「娘には常々、良縁に恵まれなければ海竜王の后となれと言いつけております。
   あなたとご縁が結ばれないのであれば…娘の行く末には望みがありません」
源氏:「お嬢様を入水させるというのですか!」
入道:「……」
入道は目がマジでした(怖)
娘をかわいそうに思った源氏は、やむなく結婚を承諾しました。
花散里には謝ります。
事情を聞いた花散里は、やむをえないことだったと理解を示しました。
源氏は正室である花散里を今までと変わらず大切にしつつ、
新たに迎えた側室の明石の君も大切にしました。
やがて、明石の君は姫君を産みました。
姫君は将来のことを考え、表向きは花散里が養育しているということにしています
(発案はもちろん入道)。
ですが実際に育てているのは明石の君です
(母と子を死別でもないのに引き離すのはかわいそうという、源氏の(!)発案)。
なお、明石母子は入道の言いつけにより京の二条の屋敷に移り住みました。

明石の入道、おそるべし!!

<つづく>

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・12月29日公開>

そろそろ、源氏の長男・夕霧の話をいたしましょう(笑)
樺桜の君(正規ルートの若紫)と、山吹の君(同じく玉鬘)、そして妹の藤の君(同じく明石の姫君)に
囲まれて育った夕霧にとって、
この3人の美女が「普通」の基準となっていました。
とんでもないことですが、仕方がありません(笑)
惟光の娘・藤典侍(彼女もまた美人)とも仲良くなっています。
夕霧が「六条院さま」状態です(笑)
樺桜の君と山吹の君は裳着に当たって実父との対面を果たしましたが、
2人とも一族にとっての厄介者なので(特にそれぞれの正妻から見て)、
変わらず源氏の元に残り、なんとなく夕霧の夫人に収まってしまいました(えっ)
こうして夕霧は、樺桜、山吹、藤典侍の3人の美女を妻としました。

正規ルートで筒井筒の恋を実らせた雲居の雁とはザンネンながら縁がありません。
雲居の雁ファンのみなさま、ごめんなさい。
うーん…いまさら夕霧と出会えても、
姉妹に当たる山吹がすでに幼馴染を経て夕霧の妻になっているので(こちらで筒井筒)
結婚は厳しいでしょうねえ…

正規ルートで夕霧の親友だった柏木の話もしておきましょう。
なんと、女三の宮と平和に結ばれます(!)
朱雀院は初め、夕霧のもとに降嫁させることを考えていたのですが、
すでに周りに美女が3人もいることを聞き(笑)
脳裏に自分の後宮で日々繰り広げられていた、絶え間ない闘争が蘇ってしまったようです…
夕霧の夫人たちがそんなことをするのはありえないんですが、
まあ、柏木はよかったですね!!

ということは、女二の宮が降嫁してくる展開もないですね
(そもそも柏木が無理を言って降嫁させたのです)。

…源氏のもとに降嫁させる考えは、このルートの朱雀院には初めからなさそうです。
このルートの源氏は「内親王」に魅力を感じるタイプではありません
(名誉を自分から追い求めない)。
また源氏には、正室の花散里と、やむなく迎えた側室の明石の御方の2人以外に妻はなく、
年齢的には自分の妻とすることもできた樺桜の君(明石とそんなに年は変わらない)は
夕霧の妻にしています。
基本的に樺桜ほど年が下だと、自分の夫人候補には入らないようです(えっ)
したがって「源氏に女三の宮の後見を打診する=女三の宮は夕霧に降嫁」なのです。
結局朱雀院の脳裏には、日々繰り広げられていた絶え間ない闘争が…(以下略)

やがて藤の君は女御として入内し、中宮となりました。
皇子も生まれます。
源氏はいつの間にか太政大臣になり、中宮の父として最高の権力を手にしてしまいました。

望まずとも勝手に自分の下に集まってくる権力。
実は源氏は長年ひそかに悩み、苦しんでいます。
それでも源氏が権力を持つことを望む周囲の気持ちを汲むうちに、ついにここまで来てしまいました。
しかし、自分のような強い権力者の陰に隠れて涙を呑んだ多くの人々がいることもまた、
源氏にはよく分かっていました。
母・桐壺の更衣の一族がそうであったように。
息子・夕霧は、多くの子宝に恵まれ、政治家として頭角を現しています。
もはや気がかりは1つもありません。
これから先は自分の望むように生きたいと源氏は静かに思います。
源氏は残りの人生を、世の人のために祈ることにささげようと決心しました。
偽善にしかならないことも分かっていましたが、それが源氏の偽らざる本心でした。

<終>

…アレ?なんかきれいに終わっちゃいました(汗)
おそるべし、人格者・源氏(笑)うわあ…
もちろんこのあとに続くのは「雲隠」です。

最後に補足です。
その1(原作(源氏物語)を読まずにコレ(麗景殿ルート)だけ読んでしまった方へ)
たぶんいらっしゃらないとは思いますが(汗)、
ついでに弘徽殿ルートもお読みください(えっ)
光源氏は今書いてきた話のような人格者ではありません。
かといって、弘徽殿ルートほどブッ飛んでもいません(笑)
本当の光源氏は(私が思うには)麗景殿ルートと弘徽殿ルートを足して2で割って、
すこーし弘徽殿ルートよりです(笑)
…やっぱり原作読んでくださいね。
そうでないと分からないネタもふんだんに入れてしまっています。(←えっ、それで!?)

その2(やっぱりマザコン?)
花散里と源氏を見守る麗景殿(源氏にとっては「お母様」)=樺桜と夕霧を見守る花散里
という関係が何気に成り立っていました。
ちょうど樺桜のほうが夕霧より年上で、それなりに年が離れているのもぴったりです
(花散里と源氏もたぶん年齢の関係は同じです)。
花散里をお母様みたいにしたかったの!?だから樺桜を花散里に育てさせたのーーー!?

その3(この話はノベルゲームを想定しているので…)
葵と朧月夜が生霊を出し合ってバトルするって、
ゲームの画面的には素晴らしく見栄えがしそうですね。
どこからともなく稲妻が走ったり、(ナゾの)炎が吹き上がったりするんですよ、きっと!
ほかにも、よくわからない紫とか緑の光がピカーッって光るんですよ!
でも、ザンネンながらそっちはメインではないので、
ナレーション的な状況説明文
「生霊が出たという噂で後宮は大騒ぎになっているらしい」だけで終わるんでしょうね…
「らしい」止まりで、掘り下げられない…もったいないですねえ(←そもそも何が)

その4(そういえば)
ゲームオーバーになってしまうような展開も用意しておいたほうがいいですね。
須磨どころか、大宰府に流されてしまうとか。
大宰府にまで行ってしまったら、政界復帰はさすがに無理です。
歴史的にもそうなっていますね。
もし、人格者源氏が大宰府に流されるようなことがあったら、
ぜひとも都を去る前に、梅の木に別れを告げる歌を詠んでいただきたいところです(笑)
そうすれば出立の日に都中の(!)梅の木が根ごと土から抜け出して、
九州に向けて飛び立つことでしょう!!(ちょっとした恐怖?)
(この話の元ネタは源氏物語ではないので、「知らないよ」という方は「飛梅伝説」を調べてみてください)
…正規ルートの源氏と、弘徽殿ルートの源氏だったらどうなるでしょうね。
正規源氏なら案外(?)何も飛ばず、
弘徽殿源氏だったら(脅されて嫌々)枝だけが飛んでいくかもしれません(笑)


2014年10月31日 トップページ 更新
 今日はハロウィンですね。
 とはいえ、源氏サイト的にはやることがありません(笑)
 源氏物語で一番オバケっぽい話といえば、六条の御息所がらみですが
 御息所さまのトリックは怖すぎます…(きっと「殺し」 KILL YOU!)
 この話の流れで、という意味ではありませんが
 トップページを六条の御息所と娘・秋好中宮に変えました。
 夏服の空蝉では見た目が寒くなってきましたよ…
 変える時は新しい人をと思っていたのですが、間に合わず(汗)
 六条&秋好に準備が整うまでの助っ人をお願いしました(笑)
 (新しい人は…六条被害者の会・会長!?のアノ人の予定です←ヒントは「A」さんです
 ちなみに会員は紫の上、
 準会員は夕顔です←犯人?が本当に六条かは分からないため)

 TVで今年の年賀状のCMがもう始まったんだ…と思っていたら
 なんと久しぶりに「時代」が流れていました!!
 民営化以来、全く明けなかった年がこれでようやく明けます!
 年末といえば世間では第九ですが、私にとっては時代です。

 くもじいのボクサーパンツプレゼント、
 応募がくもみに集中したら、くもじいはひがむでしょうね(笑)

 新しくなった蒲田にもこの前行ってきました。
 …といっても、観覧車にはまだ乗っていません(汗)
 行った日は天気がですね………
 ええ、しっかり止まってました(笑)
 ゴンドラもきれいに塗り替えられた姿だけは、ビルを見上げて拝んできましたよ〜
 新しくなった東急プラザは、ヒカリエみたいでしたよ。
 日を改めてじっくり回って来たいと思います。
 もちろん観覧車にも乗りたいです!

 結局、渋柿は8個中2個でした(笑)
 一応、渋は焼酎に一晩付けると抜けるそうです。
 お酒が苦手な方には向かないですね…


2014年10月18日
 〜〜〜〜っ!
 口の中に薄い膜が張ったみたいで、きもちわるいですよ〜〜〜

 今日、近所のスーパーで買ってきた柿が
 甘柿と渋柿のミックスパックだったんですよ!!
 袋のラベルには、ただ「たねなし柿」と書いてあるだけで、
 別に干し柿用とは書いてありませんでした。
 コレって普通の生食用(?)ってことですよね?
 というわけで、知らないでさっき食べたんですけど、
 1個が甘柿で、もう1個が渋柿でした…
 うがいしても直りません(泣)
 まだあと6個もあるんですけど(汗)
 当然、見た目では区別できませんよ…

 今まで食べた物の中では、ばねまん(ばね入りまんじゅう)に並ぶ衝撃ですね(笑)

 そういえば、前に、初めてたった1つだけ食べたシシトウが、いきなり辛かったこともありました…
 以来、1度もシシトウは食べません(笑)

 …というか口が、もう30分は経ったのにまだヘンですよ(泣)
 ひと口かじっただけで、やめたんですけどね…


2014年10月14日 「なぜ若年は濃色の長袴をはくのか」の考察(←?) 公開
 急に思いつきました。
 たぶん5日に濃色の袴を見たからですね。
 濃色って暗めの赤というか紫というか、あまりぱっとしない色の印象でしたが
 あの濃色はワイン色っぽい上品な色でした!
 やっぱり考えられているんですね。
 今日公開の「なぜ〜」は、ぱっとしない濃色の話です(汗)

 
2014年10月12日 一時休止前の東急プラザ蒲田の屋上観覧車に行ってきた(ページ下部に更新あり・祝!復活) 更新
 先週金曜日にTBSの平日お昼の情報番組「ひるおび」で、
 「幸せの観覧車」の話題が取り上げられていました。
 やはり注目度が高いようです。
 というわけで、
 こちらのページに書いていた観覧車関係の話題を整理して書き加えました。
 また、ページ内容の大部分がリニューアル前であることが分かるように、
 タイトルを少し変更しました。

 
2014年10月9日
 今日は東急プラザ蒲田のリニューアルオープンの日でしたね。
 今朝の新聞に冊子の形の広告が折り込まれていました。
 表紙を開くと、丸1ページが屋上と観覧車のために割かれていました!
 観覧車関連アイテムも色々そろえているようです。
 今日は行けませんでしたが、月例の蒲田巡りの時に様子を見てこようと思います。

 5日の典子さまと千家さんの結婚式、素敵でした。
 平安時代からの流れを汲む装束での結婚式!
 袿袴(けいこ)を見せていただいたことに個人的に感激でした。
 今や唐衣裳(十二単)よりも見られる機会がないですよ
 (十二単は、ネットでちょっと調べれば装束体験などの写真でたくさん見られます)。
 袿袴は独特の雰囲気がありますね。
 あの着方は(たしか)明治時代に生まれたもので、
 壺装束のように着物をからげ、パンプスみたいな洋靴(!)を合わせるのが特徴です。
 大学などの卒業式でおなじみの袴姿でも、編み上げブーツを合わせたりしますよね。
 今まで袴+ブーツを見て、着物に洋靴ってどうよ?と内心思わないでもなかったのですが、
 あれはあれでもいいのかな〜100年続けば伝統だよね…と思ったり(笑)
 (源氏サイトなんだからこの5日の話題を最初に書けっていう…(汗))

 今週のくもじいは2時間スペシャルでしたね。
 はに丸くんカットの街路樹…(笑)
 「はに丸」が誰なのかの説明は要らないんですね。
 そして南アルプス市の略称は「南プス」で、「南ア」ではないとのこと(←南アフリカと間違うから)。
 勉強(?)になりました(読みは「なんぷす」でいいんでしょうか?)。
 色がニセモノっぽいほどド紫のワイン風呂(成分は本物)、
 つるが木になって枝が窓ガラスを割り、芽が壁の隙間から生えてくるもじゃハウスもすごかったですね。
 “麦わら葺き”トタンハウスの屋根の形は「茅葺きトタンハウス界の〇〇」ではなく、
 初のまともな情報「甲州切妻造り」でした。覚えておきましょ!

 
2014年10月1日
 観覧車の新しい愛称が決まったそうです!
 「幸せの観覧車」だそうです。
 おめでとうございます。
 東急プラザ蒲田のリニューアルオープンは、
 10月9日(10.9→とお・きゅう→とうきゅう ってワケですね)午前11時です。

 屋上にはしばらく経って落ち着いてから行ってみようと思っていたのですが、
 そうもいかなくなりました(笑)
 なんと観覧車の無料チケットが当たりました!
 ネーミング募集の応募者から1090人に当たるものです。
 観覧車の話を何度となく書いてきた当サイトとしては願ってもないチャンスです
 (当然、当たらなくても行きましたよ!)。
 有効期限が11月30日までなので、それまでに行かないとなりません!
 行ったらリニューアルした観覧車の写真を撮って来たいところですが、
 混雑していたら難しいので、あまり期待しないでください(汗)

 前回書いた「BAS」は「ビーズアートショー」です。
 略称として定着させたいっぽいので、私も使っておきます(笑)


2014年9月23日
 先週(16日?)久しぶりにちょっと大きめの地震がありましたね。
 緊急地震速報も出ていました。
 出たときにはすでに小さく揺れ始めてましたが…(汗)
 以前は緊急地震速報のチャイムの最初の2音目で
 揺れへの備えに動けていたのですが(玄関扉を開ける)、
 最近では、まるでダメです。もっとしっかりしないと…

 そして金曜日、聖地巡礼・秋の部に行ってきましたよ〜(←浅草橋)
 午前10時に現地入りし、午後2時すぎまでノンストップで歩き回り、
 30分の昼休憩、その後は4時半まで歩き回ってました。
 その昼休憩後のお店巡りの時、
 店員さんたちが普段よりも優しい気がして(いつもみなさま親切ですが)、
 ヘンだなあ…と思っていたのですが、
 帰ってきて分かりました。目の隈がひどすぎる(笑)
 もはや目の周りを一周してパンダ状態ですよ〜!
 体調悪いのに無理して行ったわけではないんですよ。
 余力残さず完全燃焼してしまったんです…
 半年に1度しか行けないとなるとつい…(BASでも同じことが起こる)

 そういえば、シモジマの前あたりで赤いトップスに白いボトムスの人を2人も見かけまして、
 つい計測部かと思いました(笑)さすがに帽子はかぶっていませんでしたけど(笑)

 日曜は月例の蒲田巡りをしてきました。
 もちろん観覧車もチェ〜ック!
 支柱が茶色に塗り変えられていましたよ〜
 ゴンドラの塗り替えはこれからみたいです。
 ポスターは足場に隠されない位置に新たに置かれていました!


2014年9月13日
 最近あったことを…とりあえず順番でいきましょうか!
 (当然ながら(?)源氏ネタではありません(笑))

 まずは…
 グルグルのキャンバスパネルが当たったんですよ〜
 5日に届きました!!
 配送の方が大きくて平たい荷物を持って家の前に来るのが見えて、
 この時期にこれくらいの大きさで届くものは、きっと…!と思いながら
 玄関を開けるとやっぱりそうで…
 何から書いていいやらというほどうれしくて(←実は長年のファン)、
 とりあえず手元作業が通常比3倍の能率ではかどりまくっていました(笑)
 これですよ、これ!  (ガンガンONLINEの公式ツイッターのページに飛びます)
 ククリちゃんを真ん中に勇者と魔界のプリンスが!
 そういえば新装版を巻数順に立てて並べても、そういう並びになるんですよね。
 気づいたときにはハッとしました(笑)

 9日は重陽の節句にして満月、それもスーパームーンでしたね。
 まぶしく輝く月がよく見えました。
 さすが十五夜、中秋の名月!といいたいところですが、暦としては十六夜です。
 なぜ!といっても、そう決まっているものは仕方ありませんね(汗)
 そういうわけで中秋の名月は8日でしたが、東京は雨月(うげつ)でした。
 月は見えずとも、ほの明るい夜…って、分かりませんよ〜光の海の東京ですから!(←「光害」の東京ともいう)
 それはさておき、重陽の節句っていまひとつ盛り上がりませんね。
 源氏サイトとしては(平安ネタのひとつでもあるので)ちょっと応援したいんですけどねー…
 長寿を祈る行事だったのですが、廃れてしまって久しいのです。
 近所のスーパーのチラシでは、
 重陽の節句の別名は栗の節句、みんなで栗ご飯を食べよう!とやってましたが、
 書いてる私自身は…(笑)
 …えっ、菊の露?
 アレやろうとしたら、たぶん菊を植えて育てるところから始まるのでカンベンですよ…
 こんなやる気のなさだからイケナイんですが(笑)

 そういえば、七夕の話題をするのをすっかり忘れてました。新暦・旧暦ともに(笑)
 あの頃天気が荒れていたんでしたっけ…
 ニュースでもそういう話題で持ちきりで、七夕どころじゃありませんでしたね。
 (逆に東京は、事前の冷夏予想が大はずれの日照り続きの猛暑でした(笑))

 そうでしたね、それででしたか…
 今年の鳥人間コンテストのディスタンス部門は荒天で途中中止、競技不成立でしたね…
 出場チームにとっては1年間準備してきたことを思うといろいろ思いもあるでしょうが、
 なんといっても自然相手ですからね…仕方ないですね。

 同じく9日の今週のくもじいの黒部ダム編、なんでトロッコ電車に乗らないんだろう?と思っていたら、
 さらに魅力的な(ダム関係者専用の)乗り物に乗っていましたね(笑)
 前回の旧発電所を利用した美術館もすごかったですね、周りの機械が!
 (展示物よりそっちが気になってしまうというくもじいに賛成(笑))

 …そういえば(その2)サイト開設記念日(8月20日)の挨拶を完全に忘れてましたね(汗)
 (なんででしょう…?そうでした!観覧車で盛り上がっているうちに…)
 内容カオスが既に定番となっている当ページともども(えっ)、
 5年目に入った当サイトをよろしくお願いします。

 
2014年8月30日
 マタキテ!カマタ 現在工事中
 前回書いたポスターを写真に撮ってきました。
 蒲田駅の階段の上に掲示されている横長のポスターです。
 ヘンな構図ですが…これ以上カメラを下に向けると、
 階段を使っている方が映りこんでしまいますのでやめておきました(汗)
 一応コレで下の端までは、入っていますよ〜。
 ゴンドラたちがつるはしを振るい一輪車を押し、ヘルメット着用でばりばり働いてます。
 なんだかかわいいですね。
 イラストを優先したので右側の文字は切れちゃいましたが、
 M2F・1F・B1F・別館は通常営業と書かれています。
 左端に写っているのは工事用の足場です。

 
2014年8月16日(その2) 東急プラザ蒲田の屋上観覧車に行ってきた(更新あり・祝!復活)
 謎の話題で失礼している場合じゃありませんでしたっ!
 ↑のタイトルの通りですよ!
 やりましたね〜おめでとうございます。素晴らしいです。
 東急プラザのサイトには特設ページが出来ています!
 実はあれから毎月、蒲田に出るたびに屋上の様子をチェックし続けてました。
 今月もある。よし!!
 (↑ユザワヤ前に突っ立ってビルの屋上を眺める怪しい人物)
 蒲田駅構内に貼られている、リニューアル工事中を知らせるポスターの絵柄が、
 観覧車のゴンドラたちがヘルメットをかぶって働いているものであるのをチラ見しつつ、
 毎月はらはらしていました
 (ポスターは写真に撮っていません。これで観覧車が撤去されたら後々泣けると思ったので…(笑)
 今、(笑)と出来ることが本当によかったです)。
 陳情はがき(?)も送りましたし…観覧車を残してほしいというたくさんの声のひとつとして、
 微力ながらも出来る限りのことをやりつくせたかなーーと思います。

 観覧車の新しい愛称を募集中だそうです。
 私も何かよさそうなのを考えたいです(間に合うかな?)。


2014年8月16日
 ここ最近見たTV番組で1番面白かったのはHMJですね。
 えっ?HMJ知りませんか??
 はに丸ジャーナルですよ。
 そう、はに丸。ご存知の方も多いのでは?
 そして知らない方もまた多いですね。
 番組内でも年代によって、はに丸を見たときの表情がまるで違いました(笑)
 30代以下:(あ、なんか部屋に入ってきた)
 40代以上:(あーーーっ!はに丸だあーーーっ!!)
 …これぐらいの差がありました
 (私ですか?おーい!はに丸は見てませんが、なぜかはに丸は知っています)。
 はに丸ジャーナルは、
 4半世紀ぶりに目覚めたはに丸が、当時の感性のまま(!)、
 (当時の)「お友達」に鋭い質問を繰り出すという恐ろしい番組でした。
 グーグルの人が返事に困ってましたよ(笑)しばらくお待ちください連発でした。
 はに丸の空気を読まない発言も、ものすごい破壊力でした(笑)
 NHKらしくない、でもNHKにしかできない番組でしたね。
 表舞台から姿を消して25年後に復活できるキャラなんて、他のどこにいるでしょう。
 番組の様子を知りたい方はこちら(NHK公式サイト)またはこちらをどうぞ!
 ああ…はに丸の乗った車とすれ違ってみたいですね〜
 今のところ1回だけの特別番組だそうです。
 再放送は31日午後4時20分〜4時50分らしいですよ。

 ちなみに、私が独断で選ぶNHKらしくてNHKにしかできない番組は「時論公論」です。
 NHKの解説委員の方が旬のちょっと難しい話題を驚きの堅さで解説する番組です。
 深夜0時から10分間やっています。
 難しい話題をたった10分ですよ。しかも深夜。ついていくのがタイヘンです(笑)
 前に見た時は、高松塚古墳の壁画の保存法をめぐって対立する2つの考え方について解説していました。
 うーん…石室に保存出来れば理想的だけど、今の技術では壁画が完全に朽ち果ててしまいそう…
 未来に託したほうがいいのかも…とかなんとか真面目に考えた深夜0時過ぎ(笑)
 もう少し早い時間にやってもいい気もしますが…誰も見ない!?
 でも、これぞNHKという番組です。圧倒されるようなNHKオーラです。すごいの一言しかありません
 (だからやめないでくださいね)。
 その他に、私の中で伝説になっているのが「スーパーピアノレッスン」(←本当にこんな番組名)です。
 既にかなり上手い若手ピアニストたちが、
 世界的ピアニストからピアノを教わっている様子が放送されていました。
 その部分はこう弾いた方がいい、とかやっているのですが、そもそも何がよくないのか(私には)ワカラナイ…
 何年か前に教育テレビでやっていたのですが、
 この、内容を参考にできる視聴者が極めて限られているような番組でも
 (分かるあなたは多分、既に凄いピアニスト)、価値があるからと放送する、できるというのがさすがNHKです。

 …何の話をしているんでしょ(汗)
 NHKネタでまだ書ける話題はありますが、それはまた今度にします(どーもくんかわいい!とか)。

 なんだかよく分からなくなったので、
 プチプチをアイスが溶けない温度でキンキンに冷やすと、プリプリになるんですよ!
 という謎の話題で失礼します(笑)


2014年8月1日
 去年の秋に書いていた、源氏ゲームの弘徽殿ルート物語
 もう少しわかりやすくなるように加筆してきました。
 今書きながら思いましたが、これじゃあ何のことやらサッパリですね(笑)
 え〜…源氏物語をとりあえず読んだ人向けの馬鹿話です。
 テーマは古典の日にちなみ「源氏物語を盛り上げよう」でした。
 テーマだけなら真面目ですが、内容は…
 お読みになってからの苦情は一切受けられません(笑)


2014年7月28日 ビーズドール空蝉 公開 トップページほか 更新
 毎日暑いですね…年々暑さがつらくなってきました(汗)
 もともと暑いよりは寒いほうが得意なので、なおさらですね…
 最近の年はコレが10月くらいまで続きますからね(泣)

 というわけで、涼しげなトップページを更新しました(笑)
 朝顔さん、色はともかく超重ね着なので、さすがに暑苦しいですよね…
 今日からは、重ね着具合も少なく(笑)日本の夏といえそうな色味を着た空蝉でお待ちしております。
 空蝉を完成させた頃は、まだ涼しい(というか寒い?)季節でした。
 なので、この色味は地味すぎるかな、やっちゃったかな〜?と思っていましたが、
 今見るとちょうどよく感じます(笑)

 よく、見た目から、音から涼しさを演出して…って言うけど、
 それで涼しくなれるほど、世間の暑さはぬるくないわっ!とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
 反論はしません。なぜなら、私もそう思っているからです(笑)
 今年も耐えましょうね、乗り越えましょうね…(泣)


2014年7月25日
 ヒカリエのギャラリーに寄ってみると、ついにスライドショーが完成していました!
 モニターが設置されたときからずーーっと楽しみにしていたんですよ〜!
 1順全てを見てくることは残念ながらできませんでしたが(外の暑さのために力尽きた)、
 1回目の展示で出ていた人形たちが1体ずつスライドショーで登場していましたよ〜
 劉備・関羽・張飛・趙雲の4体分を見ました
 (もう少し詳しくは「人の和」の言葉が載っているスライドから、
 「地の利」の言葉の載っているスライドまで)。
 その後も続くようですし、もしかしたら前もあるのかもしれません。

 うーん、でも…(見た範囲だけですが)1体に付き写真が1枚しか無いようなのがなんとも…
 かっこいい写真ではあるんですけどね。
 この際ポーズは同じでいいので、いろいろな向きから見たかったですね…
 人形の回りをカメラで1周してほしかったくらいですよ…
 まあ、それはともかく、
 アップが顔周りだけ繰り返しというのも…せっかくあれだけ大きく見られるんですし、
 他の部分も作り込まれているのが明らかなだけにもったいないです…
 例えば美人を撮影するときのように、
 足元からアップでジワーっと顔までとやってほしかったかもしれません。
 名前だけのスライドは正直じれったかったですね。人形が見たいです。
 名前出すのも1回でいいですよ〜もう十分知っていますので(笑)
 …知らない方にもわかりやすくというのなら、
 人形の写真の映っているスライドの隅にずっと(小さめに)書いてあったほうが親切かな、と思いました。
 あと…1体ずつじっくり見せたいというのは、わかっています。
 でも、あのペースだとスライドが1順するのにどれだけの時間がかかるかと思ってしまうので、
 なかなか最後まで見続けづらいですよ…
 せめて1体に付き全身とアップが1回ずつで次の人形に変わると、見ているこちらは楽かもしれません。
 シンプルな構成でいいんですよ。こちらは十分楽しめます。
 全体が長すぎないことが伝われば安心して(?)最後まで見ていられます
 (基本的に私はこのような映像資料はきちんと1順見る派です)。
 あの人形をもう1度見たいから2順目も見ちゃおうとかもできちゃうじゃないですか。
 結果としてじっくり見ますよ。

 以下、要点を簡潔に。ただし暴言注意(汗)
 たった1枚きりの写真をネチっこく、繰り返し寄ったり引いたり、白黒にしたり、反転させたり、画面を縦に割ったり横に割ったり、
 そうかと思えば名前の文字だけを色を変えながら映したり…飽きたわっ!!(←外気温35℃越えで、壊れた)


 …話し変わります(汗)
 前回、上高地の風が出る扇風機の話をしましたが、
 掃除に最適なブラシが19日の新聞で紹介されていました。
 その名も「扇風機ブラシ」(コジット)です。
 扇風機を購入される方はセットでどうぞ(笑)
 これでホコリくさい上高地を回避できそうです。

 で、連続で新聞記事(同じ日の夕刊)ネタなんですが、
 巣立ち直後のひな鳥は、うまく飛べずに地面に降りていることがあるそうです。
 それを見て、怪我をしていると間違えて保護すること(誤認保護)を
 別名で「誘拐」というそうで…(←親鳥が近くで見守っているため)
 この話を読んでちょっとおフザケを(笑)

 「光源氏、若紫誘拐事件を振り返る」
 光源氏:「ちょっと待った!“誘拐”だって!?人聞きの悪いことを…せめて“誤認保護”といってほしいね!
       いや、“誤認”も違うな。あのまま放っておいたら、ひどい目にあうのは間違いないじゃないか」

 久しぶりの源氏ネタがコレでスミマセン(汗)

 計測部は今度こそ自分で測れてよかったですね!
 (結局、締めはくもじいネタ)


2014年7月16日
 昨日のくもじいは上高地でしたね〜!
 くもじいの居る上高地の風景(笑)
 アレ、壁紙にして配布してほしいですね。
 個人的には橋の欄干にくもじいが挟まっている写真がツボでした。
 元本穴風にも大ウケでした。
 投資で大損!
 元本に穴が開き(元本割れ?)そこを風が吹き抜けていく!!(←くもじいもここまでは言いませんでした)
 (そしてほんとうは右から読むのですよね)
 そういえば番組内で話題になっていた、
 上高地の風のリズムを再現できるという東芝の扇風機が
 今朝の日経新聞に載ってましたよ。
 「サイエントミュー F DPS20」ですね!
 なになに…「カバーの輪の数が多くて手入れが面倒そう」!?
 きちんと掃除しないとホコリくさい上高地になってしまいますね(汗)


2014年7月8日
 2月に地デジカのCMを見たと書きましたが、この頃ついに録画に成功しました(笑)
 このCMは、Dpa(一般社団法人デジタル放送推進協会)のサイトでも公開されています。
 CMを見られない地デジカファンのみなさんはこちらへ!
 (チェックはお早めに!たぶん来年3月までしか見られないだろうと思います…)

 ほか最近あったことでは…そうそう!
 ポチャッコのマグカップを入手しました!
 このマグカップ、食洗機はもちろん電子レンジさえ使用不可という繊細さですが
 かわいいからいいのです(笑)
 サンリオキャラクター大賞の連動企画なので、購入するとそのキャラクターに1票入るそうですよ!
 (特に最近活躍不足の)ご贔屓キャラがいる方はぜひ!!

 ああ…八千代が合併したらポチャッコはどうなってしまうんでしょう(汗)
 相手側には(去年の結果では順位が上の)シナモロールがいるんですよ…(泣)


2014年6月11日
 放送日を調べたら5月14日だったので、いまさらですが(汗)
 TBSで放送された「テレビ未来遺産」の
 「緊急!池上彰と考える”巨大噴火”日本人へ…古代ローマからの警告」で
 ヴェスヴィオ山の噴火を西暦79年10月24日と言っていましたね。
 …え?10月?そうです。
 今まで噴火は8月とされていました。
 ところが最近になって、
 79年9月末発行の、つまり8月の時点では流通していないはずの銀貨がポンペイの遺跡から見つかり、
 実際には噴火が10月だったらしいことが分かったのだそうです。
 ではなぜ8月でないなら10月になるのか、その説明はありませんでした。
 79年内ということなら、11月や12月かもしれないじゃないですか。
 でも10月なんですって。
 それならば、なぜ10月の出来事が今まで8月と伝わっていたのか…
 ちょっと思ったことがあったので書いてみます。

 英語で10月はOctoberですね。
 Octoberのoctoは「8」という意味です。
 10月なのに、なぜか「8」ですね。
 これは、かの地域の古い暦では現在の3月に当たる月が最初の月であり、
 8番目の月が現在の10月にあたることが由来しているそうです。
 もっとも、79年当時にはすでに暦が改められており(ユリウス暦)、
 現在の1月に当たる月が最初の月になっていました。
 でも、月の名前は3月から数えての「8番目の月」のままでした。
 慣れ親しんだ名前を新しい暦に合わせて変えたくなかったのでしょうね
 (それで今に至るというわけです)。
 ですので、当然ヴェスヴィオ山の噴火に関する記録の日付は「8番目の月」となっていたはずですが
 (小プリニウスが知人に送った手紙が資料となっているそうです)、
 それを読んだ後世の人びとが混乱したのでしょう。
 古い時代の文書のためなのか、8番目の月=8月!と思い込み(汗)、
 ばばーん!と「79年8月24日にヴェスヴィオ山噴火、ポンペイ滅亡」とやってしまったのでしょう。
 知れ渡りすぎて(?)もはや誰も記録の読み間違いに気が付かなかったのでは…
 そして、コインが発見されたことで改めて資料を見直すと
 「8番目の月って10月のことじゃん」とようやく気が付いた…ということだったりして。
 まあ、ほんとのところはどうなんでしょうね。

 月の名前の由来について、
 別の話を聞いたことがあるという方がいらっしゃるかもしれないので、ちょっと触れときます。
 私自身こちらの話をまず思い出して、この文を書こうとしたので…
 前にどこかで聞いたのですが、
 カエサルとアウグストゥスが自分の名前をそれぞれの生まれた月である
 現在の7月と8月に無理やり付けようとして、
 もともとの7番目の月という名前が9月に、8番目の月という名前は10月にずれてしまった…
 という話がありました。
 でも先ほど書いた理由が本当で、これは事実ではないようです
 (Julyがユリウス(カエサル)、Augustがアウグストゥスに由来するのは本当みたいです)。
 考えてみると数字をずらして自分の付けたい名前を押し込むというのは不自然かもしれません…
 数字で表された月の名前を無かったことにして、
 新しい名前を付けてしまうというようなやり方のほうが自然に感じられます。
 調べたところ実際そうだったみたいですね。

 ユリウス暦での各月の名称(つづりが間違ってたらゴメンナサイ)
 1月Januarius 2月Februarius 3月Martius 4月Aprilis 5月Maius 6月Junius
 7月Julius 8月Augustus 9月September 10月October 11月November 12月December

 2人の名前に変わる前の7月の名称:Quintilis(「第5の月」という意味)
 同じく8月の名称:sextilis(「第6の月」という意味)

 最後に…私は世界史は専門ではないので、何か間違いがあってもお許しください。

 話し変わりますが、252日ぶりのトンガリおめでとうございました。
 久しぶりのトンガリは新潟市の北方文化博物館にある三楽亭でした。
 きれいな正三角形の建物、斜めに引き出す引き出しも素敵です(笑)
 文化財のため計測は博物館の方におまかせだったので
 計測部員は横でしょんぼりしてましたね…


2014年6月8日 渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その4) 更新
 昨日、瓦版のvol.3をついに手に入れました!

 ふふふ、そうです。連日続く大雨の中、渋谷に行ってきました。
 どうしても日にちを変えられない用事がありましてね…(泣)
 でも、渋谷まで出たからには!と、またヒカリエに寄ってきました(笑)
 そしたら今度はありましたよ〜
 いやあ、よかったですよ〜。3度目ですもんね〜〜〜
 ギャラリーは普段より込んでいました。
 雨なのに…雨だからでしょうか?
 それとも人気者(孔明さんとか)がいるからでしょうか??
 まあ、盛況なのはいいことですよね。
 昨日は10年近く使っていた長傘が壊れる事件もありましたが、
 渋谷での用事をすべて済ませて帰るときだったのが不幸中の幸いでした。

 最近古いくもじい(前シリーズ)の録画をブルーレイにダビングしてます(今頃?)。
 前のオープニングテーマを聞くと、ふわあ〜と体が浮くような感じがしますね。
 作業するたびにどこかへ飛んでいってしまいそうです(笑)


2014年5月28日 渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その4) 更新
 前回アップした時に記憶があいまいだったところを確認してきました。
 パンフレットラックは今回も空でした(笑)

 予想よりも早く行けましたね。
 伊勢丹新宿店で開催中(〜6月2日)の「夏のビーズコレクション」の帰りに寄ったんです。
 ビーズコレクションは初めてでしたが、
 今回ぜひ見たいブースがあったので思い切って行ってきました。
 大賑わいでしたよ。会場の人口密度(?)はビーズアートショーと同じくらいでした。
 ビーズアートショーの時も伊勢丹の話をしていた方がいたので、
 当たり前のように両方へ行く方もいらっしゃるんでしょうね。
 皆さん元気ですね。私なんてもうよれよれですけど(笑)
 でも、行った甲斐はありましたよ♪
 カラフルなトリさんに、マーブル模様のビーズに…
 台紙にかわいらしく留められていて、そのまま飾っておきたいかわいらしさです(キャー)
 かなりの質と見える淡水パール(特価)も1連買ってきました。
 ケシ型だと思うんですが(←詳しくない)虹色の光沢がとてもきれいです。

 ほか、ラッキーだったのはヒカリエの8階で開催されていた
 富士山から撮った夜明けの空の写真展を見られたことです。
 とても幻想的でしたよ〜
 こちらも6月2日までだそうです。


2014年5月20日 ビーズドール 女三の宮 更新
 内容に誤りがあったので、訂正を入れました。
 薄様は「最後の1枚が白」なのではなく、「最後の2枚が白」でした。
 ご迷惑をおかけしました。お詫びして訂正いたします。
 勘違いですよ…お恥ずかしい。
 ビーズドールの袿は白2枚がデザイン上入りきらないので、
 省略したということでよろしくお願いします(汗)
 (どちらにしてもそうしていたと思います)。


2014年5月19日
 ビーズアートショーに行ってきました!
 今回はトライアスロンの大会と日付が重なっていて、
 会場周辺も交通規制が敷かれていました。
 土曜日に出かけたみなさまは大丈夫だったんでしょうか…?
 私は初日に行って来たので問題無しでした(笑)
 物価は(消費税分)ちょっと上がったような気もしますが、
 全体としてはいつも通りでした(お祭り価格?)。

 収穫は上々でしたよ。
 まずまずきれいな淡水パールを1連¥500で買えましたし、
 初ドラゴンズブレスも買ってきました。
 底にちょっとした欠けとひびが入っているけれど、全体としてはきれいでした。
 直径が15mmくらいのラウンド型で¥500って、たぶんまあまあなところですよね?

 他では見たことがないくらい繊細で精緻な作りの樹脂製のフラワービーズも買いました。
 これは…しばらく眺めるだけで過ごしそうです(笑)

 久しぶりに天然石でできた地球儀ビーズも見つけました。
 前に買ったものは日本列島が無かったんですが(笑)
 今回のものにはありました!
 他にグレートブリテン島やニューギニア島らしいところもありました。
 芸が細かいです。
 でもそこは(さすが)半額セール品!
 出来にばらつきがあって、買ってきた2個(←2個しかなかった)を
 家に帰ってきてから改めてよく見ると、
 1つは全体的によくできていましたが、
 もう1つはアフリカ大陸がユーラシア大陸の位置に比べて西過ぎ、
 ニューギニア島が赤道の線にかぶってよく見えず、
 さらにグレートブリテン島が、「えっ、そこグリーンランドだよね?」という位置にあって…
 (←実はもともとグリーンランドのつもりなのに、片方ではイギリスの位置にあったということだったのかも)
 口うるさい?ごめんなさいね、地理ファンなので(笑)
 全体的には気に入ってますよ!!
 ストラップか何かにして、いつも我が懐に世界を…ってそれじゃあ、やばい独裁者ですね(笑)

 いつもは行ってすぐにビーズアートショーの話を書いてましたが、
 今回ゆっくりだったのは、買ってきたキットにずっと取り組んでいたからです(笑)
 いい加減書かないと今更になりすぎます(笑)
 作っていたのはペヨーテステッチで作る立体的な星のストラップです。
 今まで平面的なものばかり作ってきたので、
 しっかりした立体をステッチで編むのは初めてでした。
 この経験が今後新たな作品に生かされ…ないかもしれませんけれど(汗)
 作っていて本当に楽しかったです。


2014年5月13日 
渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その4) 公開
 今日はヒカリエのリポートです。
 当サイト的にちょっと面白かったこともありました。
 書きたくてうずうずしていますが、ここでは控えます(笑)


2014年5月5日
 今朝(5時18分?でしたっけ)は久しぶりにびっくりしましたよ〜
 揺れ方が東日本の時によく似ていて、あの時の5強がよぎりましたよ…
 (今日のは最大5弱、私のところは4だったらしいです)
 で、テレビで震源を見てこれまたびっくり。
 関東大震災の震源に近いじゃありませんか!
 まあ、なんでもなければいいですけど、
 今日のが余震で本震はこれから…だったらいやですねえ。

 まあ、もうやめましょ。次は明るい話を…
 ヒカリエの展示が変わったそうです♪
 今回はなんと小喬がいるんですって!
 人形劇では(たしか)名前しか出なかった小喬ですよ。
 来週渋谷に行く予定があるので、その時に見てこようと思います。
 そうしたらまたリポートを書きます(需要ないけど)。

 あと、これは先週の話なのでアレなんですけど、
 「噂の東京マガジン」のシリーズ東京の街角で亀戸が取り上げられていました。
 そうしたら亀戸天神の藤の花と太鼓橋が出てきたんですよ。
 川瀬巴水の「亀戸の藤」の場所だーー!!と(ひとりで)盛り上がってました。
 この絵のポストカードを、前に横浜高島屋で買ってたんですよ。
 そこにあり続ける風景っていいですね。

 来週の金曜日からはビーズアートショーも始まります。
 全体的に(消費増税で)物が高くなっているんだろうなあ…
 でも行きます(笑)

 (いつものことながら内容がやたらとバラバラですね…)


2014年4月15日 朝顔の姫君ビーズドール ほか公開
 桜の季節が過ぎつつあるので、来る葵祭に向けてトップページを変えました。

 八重桜

 すでに1週間も前の写真でアレなんですが、
 近所で八重桜が咲き始めていました。
 で、撮ってきた写真が上です。
 枝が夕日に照らされてほんのり赤くなっているのが、
 巴水さんの描いた夕方の松の木みたいでした。
 …と書きたかっただけです(笑)


2014年4月2日 源の典侍ビーズドール 公開
 さて、エイプリルフールは終わりました(笑)
 昨日トップページを乗っ取っていた謎の美女の正体は、
 源の典侍というおばあちゃんでした…
 本当のメーテルファンの皆様、たびたびごめんなさい。


2014年4月1日
 …(^^;)


2014年3月27日
 3月に入ってから今まで、消費税増税前最後の駆け込み!というわけで
 あちこちで買い物を済ませてきました(笑)
 浅草橋にも前倒しで行ってきましたし、
 前からしばらく考えていた買い物も思い切って買ってしまいました。
 スタンド付きのルーペ(ビーズ作業用)に、ちょっとお高めのベネチアンビーズに、
 ワイヤーワークの技法書の2巻と3巻(1巻だけは買ってあった)などなど。
 源氏の初心者向け解説書も切り口が面白そうな1冊を買ってみました。
 読むのが楽しみです。

 さて、横浜高島屋で開催中(〜31日)の川瀬巴水展に行ってきました。
 なんと入場料800円でした!(郷土博物館はタダ)
 高島屋のぼったくり〜〜〜
 10日間しかやらないし、どうせしょぼいんでしょと思って入りましたが(酷)
 展示数が予想よりもずっと多くて驚きました。
 初めて見る絵もたくさんあって、郷土博物館に続いて2冊目となる図録を買ってきてしまいました。
 しかも、行った日にちょうど事前に知らされていなかったトークショーが開催され
 (「ゲリラトークショー」だそうです)、
 800円は安かったかもと思える大満足な展覧会でした。

 トークショーでお話を伺ったのは、
 今回の展覧会の開催に携わっていらっしゃるギャラリーヌーベル社長の鈴木昇さんでした。
 巴水の人柄の魅力について、本格的な絵の修行に入るのが遅かったために弟子入りにも苦労し、
 院展も落選続き、そして震災に戦争と苦難続きの中で
 素晴らしい作品を生み出し続けたことにあるとおっしゃっていました。
 自分が弟子入りに苦労したため、反対に迎えた弟子の数はとても多かったそうです
 (そのうちの1人である石渡江逸が描いた、昭和期の神奈川の風景が今回同時に展示されていました)。
 また、巴水の肉筆画に押された落款印の「半雅堂」には、
 芸術だけを追い求めると儲からない、売れるためにはみやび(芸術)は半分
 というような意味が込められているそうです(分かるような…(笑))。
 さらに、作品作りでは風景を正確に写すばかりではなく、
 絵としての完成度を高める工夫が加えられていたそうです。
 風景の中で光の差し込む方向を変えていたり(その風景の地元の人に指摘されることがあるようです)、
 例えば大阪の花町を描いた絵で、実際にはいなかっただらりの帯の舞妓が描かれています。
 そのほか、現在巴水の絵を刷れる摺師の方が1人しかいないということ、
 平成に入ってから刷られた版画にはカタカナの「ワタナベ」印が入っているので、
 それがあったら初版ではないこと、
 そもそも版画は国内での評価が低いために、作品の多くが海外に流出していることも伺いました。
 なお、この展覧会は巡回先の地域を題材とした絵を多く展示するようにしているそうです。
 そのため今回の横浜と他の会場では展示物が違ってくるということですね。
 ならば来年の日本橋も行かなきゃなりませんね!


2014年3月7日 東急プラザ蒲田の屋上観覧車に行ってきた 更新
 書き残したことがあったので追記しました
 (うっかり観覧車のことだけしか書いてませんでした…)。

 話し変わりますが(えっ)最近「計測」する番組多いですね(笑)
 巨大パチンコの飛距離を測ったり、空港用消防車の放水距離を測ったり…
 その計測をする人たちが、
 みなさん白い帽子に赤いジャケット(中は白いシャツ)に白いパンツなんですよ〜!
 (東京オリンピック(1964年)の日本選手団みたいな)
 いつの間にこのスタイルに決まったんでしょう、どちらもテレビ局違うのに(笑)
 まあ、楽しいからいいです。というか、最近トンガリはどうしたんでしょうね?
 (知らない人には、なんのこっちゃな話)

 
2014年2月28日
 東急プラザ蒲田の屋上観覧車に急いで行ってきました!
 駅ビルのリニューアルに伴って観覧車のある屋上遊園地が閉園してしまうそうで…
 今回は緊急リポートです。
 東急プラザ蒲田の屋上観覧車に行ってきた
 こんな話題でこの観覧車の話を書く日が来るなんて思っても見ませんでした…(涙)


2014年2月27日
 当地も2月8日と14日の大雪で30cmくらいの雪が積もりました。
 山梨だとか1m積もったところがあるんだから、
 それくらい大したこと無いと笑われそうですが、
 14日の方は車庫がつぶれそうになりまして(汗)
 雪の間は平気だったんですが、次の日の朝に大雨が降ってきたんですよね。
 その雨が屋根の上に積もっていた雪にしみこんで、とんでもない重さになったようです。
 ありえない位置から滝のような雨漏りがしたので、それで何とか助かったようです。

 そんなわけで家はまあ無事だったんですが
 今年も恒例の梅見に行ったら、木が大変なことになっていました…
 太い枝が折れて垂れ下がっていたり、
 木全体が根ごと浮き上がって倒れかけていたりしていました。
 梅を管理している方によって応急処置はされたようで、
 ロープで引っ張り、添え木が入れられていました。
 それでも花を咲かせているのが痛々しいほどですが、梅も必死なんですよね。
 花が終わったら本格的に処置をするんでしょうか…?
 きれいな花を咲かせる梅なので、無事に復活できるといいと願っています。

 それにしても、道の脇に積み上げてある雪がいまだに溶けません(笑)
 普段だったら1週間くらいで全部なくなるんですけどね。
 堂々記録更新中です(笑)


2014年2月2日
 新年早々陰気なトップ写真でゴメンナサイ…ですが、もうしばらくこのままで(笑)

 さて、川瀬巴水展の後期に行ってきました。
 NHK効果(?)なのか、大盛況ですよ。
 まだ会期を1ヶ月ほど残しているのに、記念グッズに品切れが出始めていました。
 ポストカードセットは増刷中だそうです。

 ではリポート行きます!

 会場入り口の展示は絶筆となった「平泉金色堂」でした。

 「鯉のぼ利」は緋鯉の丸い目がかわいかったです(←そこ?)。

 「栃木県川西町」には洗い物をする女性が描かれていますが、スケッチには人の姿がありません。
 スケッチをしながら、そこで洗い物などをしながら生活している姿が目に浮かんだのかもしれません。

 「塩原 畑下」は吹雪の夜を青みの強い色使いで表現していました。
 青みをほとんど無くした試し刷りも1枚ありました。
 こちらは原画の肉筆画の色には近い色合いですが、なんだか夜の防犯カメラ映像(!)みたいで
 雪が降っている感じがちょっと出なかったんでしょうね。

 「山百合」は背景の色が黒と紫の2通りあるのが面白かったです。
 この絵の元になったスケッチには花びらの斑の大きさにばらつきがある様子や、
 花粉が出る前のおしべの先の葯(やく・花粉袋)の形を縦に走る筋まで細かく描かれていました。
 完成した版画のユリの花では省略されてしまうような部分でも観察していたんですね。

 水辺の風景の絵には本当によく小船が登場しますが、
 やはり船が好きだったのでしょうか。
 肉筆画の「帆船行く海」に横向きに2つに折った跡が付いていました。
 これ、折り曲げたのはたぶん先生本人でしょうね。
 折り目の近くに紙同士がくっついてはがれたような白い跡がありました。
 絵の具が乾く前に折って貼り付いてしまったのでしょう。
 船の絵に折り目があるのに、なぜ船が好きといえるのかですって?
 この絵をもし縦に折ってしまうと、船のところで折れてしまうんですよ。
 でも、大切な絵を折らないでください先生…

 あと、1枚の紙の裏表に書くのもやめてください…
 「河原畑(群馬県)」と「磯浜(茨城県)」の原画は1枚の紙の表裏に書かれていました。
 この絵は立てて展示することで両面が見られるようにしてありました。
 それで、それぞれの側に完成した版画が展示されていました
 (博物館の展示担当の方はナイスアイデアです)。

 今回また版画が刷り上っていく様子を段階的に表した展示がありました。
 刷られているのは「野火止 平林寺」でした。
 絵の上にはなんと(!)刷り上りに満足そうな表情の先生の写真も展示されていました。

 作品の製作の裏事情(?)を想像できそうなものも面白かったです。
 「清水寺の暮雪」の一回り大きな肉筆の絵がありました。
 下絵にするはずが大きすぎたものだろうという説明がありましたが、
 制作の途中でサイズ変更なんてこともあったんですね。
 この絵のスケッチには「タバコいけません」と書かれた札が柱に掛けられていたことも描かれています。
 当時からお寺の中は禁煙だったんですね。
 完成した版画では札ごと削られていました。まあ、ジャマですよね(笑)

 色や摺り方の試行錯誤が分かるものも楽しいです。
 試し刷りで本当に良くなかったものは捨てられてしまうでしょうから
 残っているものは「これもいいんじゃない」という人がいたものなんだろうと思います。
 「白浜円月島」では版木が1色分抜けている「ヤレ」(「破れ」と書くらしいです)が 
 一緒に展示されていました。
 普通ならプリントミスというものだと思いますが、捨てられずに残されていたんです。
 うっかり1色刷り忘れたものが、思いのほかいい具合だったのかと思いました(笑)

 先に書いた「山百合」も、背景色のどちらも捨てがたくて
 2通り作られたのだろうと説明に書かれていました。

 「吉野川 柳の渡」は原画では夏の濃い色の葉が茂った柳が描かれていました。
 ところが版画にする段階で季節を春にして、葉の様子も変えることになったようです。
 試し刷りでは春の芽吹いたばかりの若葉を原画通りの濃い緑にしていました。
 それが完成した版画では若葉らしい黄緑になっていました。
 やはり濃い緑では若葉らしさが出ないということなんでしょう。

 スケッチの一部が赤鉛筆で囲まれていて
 実際にその部分が版画として制作されているものもありました。
 スケッチから原画を起こす時に最終的な構図をメモしていたんですね。

 歌舞伎役者を描いた「中村歌右衛門 雪姫」は、
 絵が完成する前に襲名があったのでタイトルも変わったとありました。
 そういうこともあったんだと思いました。

 「明治神宮 菖蒲田」はもう一度見たいと思っていた絵なので、今回見られてよかったです。

 そ・し・て、今回も、とりさんがいましたよ〜
 「鴛鴦」「真鴨」「鵜飼(長良川)」かわいいとりさんがいっぱいでした。

 これで川瀬巴水展のリポートはひとまず終了です。
 蒲田前期中期・後期と4回も行って(ずいぶん行きましたよね…)
 やっぱりよかったです。
 それでもあえて人には勧めません(笑)
 巴水を知らないなんて損していると思いますが
 知っている人だけの秘密にしておきたいような気がします。ふっふっふ。

 そういえば書くの忘れてましたが、
 NHKの日曜美術館「郷愁に染まる風景 〜版画家 川瀬巴水〜」を見ていたら、
 巴水ファンのひとりとして林望先生が登場していたのでびっくりしました。

 大田区立郷土博物館での展覧会はは3月2日までです。
 千葉市美術館から始まった「生誕130年 川瀬巴水展―郷愁の日本風景」も
 大阪・神奈川・山口・埼玉・東京と各地を巡回するそうです。
 こちらの展覧会もできれば行ってみたいですね。
 近いところだと3月19日〜の横浜高島屋か、来年1月2日〜の日本橋高島屋か…
 どうしましょうね?(←ね?っていわれても困りますね)

 そういえば(その2)最近、地デジカを見たんですよ…
 私の家はケーブルテレビに入っているんですが、
 そのケーブルテレビ会社のチャンネルのCMに出てきたんですよ!
 (ケーブルテレビ経由でのデジアナ変換放送を来年3月末で終了するというもの)
 声もあの声のままでした…!
 やっぱりかわいいです。
 公式サイトもすでに無くなってしまったようですが、
 これからまたCMでしばらく見られるかも!?
 デジアナ変換実施中のケーブルテレビに入っていれば、会社問わず見られるかもしれません。
 ケーブルテレビをごらんの地デジカファンの方はぜひ。


2014年1月1日 ビーズドール女三の宮 公開 トップページほか 更新
 あけましておめでとうございます。
 本年も当サイトをよろしくお願いします!

 ビーズドールシリーズが1年ぶりに帰ってきました!
 今年は3、4ヶ月に1体くらいのペースで発表できる見通しです。
 どうぞお楽しみに!







2010年8月〜2011年12月の更新履歴
2012年1月〜12月の更新履歴
2013年1月〜12月の更新履歴
2015年1月〜12月の更新履歴
2016年1月〜12月の更新履歴
2017年1月〜7月の更新履歴
2017年8月〜2018年12月の更新履歴
2019年1月〜12月の更新履歴
2020年1月〜2021年12月の更新履歴
2022年1月〜2024年7月の更新履歴
2024年8月〜の更新履歴

トップページに戻る