渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その5) <2014年12月>


11月14日から新しい展示内容に変わりましたね〜
やーーっといけましたよ(汗)

今回はすべて平家物語からということです。初めてですね。

オール平家ですか…うーん。きびしいですね…
平家知識はほぼ皆無なのですが、力の限り書いていくとします!!
(平家物語ファンのみなさまごめんなさい)
適切で詳しいリポートは、平家ファンの方がきちんと書いてくださると信じています!

まずは外の展示からです。
いつもどおり資料の本とDVDのほかに、鎧兜一揃いが2組並んでいました。
赤系のものと、青系のものでした。
平安時代の鎧の特徴についての解説がありました。

角のケースは源義高と大姫です。

それではお待たせしました!今回の展示の様子です。
クリックで拡大します。
展示室の様子
四角いふきだしはプレートに書かれていた展示テーマののタイトル、丸いふきだしは筆者の私による注です。

清盛さん、今回は病人なので脇息(きょうそく)にもたれ掛かっていました。
その病人の前でイチャつく平資盛と右京大夫(笑)イケナイ人たちです。

人形劇の原作となった吉川英治「新・平家物語」で、
源義経のニセモノを務めた源行宗は前歯が目立つ顔立ちでした。
えーっ、義経っていったら美形なのに、ソレでよくニセモノが務まるよ〜となりそうなところですが、
瓦版vol.5のコラムに衝撃の記述が!
平家物語(原作?)には義経について、
「色白で小男、前歯がとくに出ていてはっきりわかる」と書かれているそうなんです!!
(歴史ファンと平家物語ファンには常識でしょうか??)
それって…それって……いいところないんじゃありませんか
(敵の言葉なので、実際より悪く言っていることも十分に考えられますけど)。
立派な人は見た目からして立派という考えって、当時あったんじゃないかと思うんですが…
頼朝が義経につらく当たっていた本音の理由がその辺にあったら、どうしましょう。
こんな男を自分の弟として置いておきたくない、自分の権威に傷がつく!というような…

母の常磐が絶世の美女っていうのも、怪しいってことでしょうか?
琵琶法師が話を盛りすぎたパターンですか?
あの、よく事件の犯人につながる情報を募集するTV番組で、
被害者についてやたら美女、超美女と連呼するようなアレですか??
(普通に「女性」でイイと思うんですけどね。まあ、それはさておき)
いや、親戚にそういう人がいて、息子に出ちゃったっていうやつでしょうか?(隔世遺伝!)

………まあ、今となっては何もわかりません。
話があらぬ方向にそれましたが、ヒカリエにいる義経はイケメンですよ!
例えるなら…玄徳さんを少しやさしくした感じです。
ちなみに頼朝は曹操顔ですよ(笑)
(物語の主役側から見て)敵のリーダー、史実的には主役という立場も一緒ですね。

斎藤実盛は赤ちゃんをおぶっていました。
話の流れから考えれば幼い駒王丸かと思いますが、とくに説明はありませんでした。

あと、動物がたくさんいました!馬に、ロバに、狼までいましたよ。
馬は5頭もいます。お馬さんファンはぜひ今の展示のうちに行きましょう!
動物たちメインで展示される機会は(さすがに)ないと思いますので
一度にこれだけたくさん見られるのは、またとない機会だと思います。


以上、ヒカリエ・リポートでした!





2014年12月5日公開



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