桐壺帝:やあ、おはよう典侍…って、その髪どうしたの?
源の典侍(げんのないしのすけ):おはようございます、主上(おかみ)。
うふふ、さすがに地毛じゃありませんわ。
桐壺帝:なんだ、髢(かもじ)か。
源の典侍:いやですわ、主上。髢なんてババくさいもの、わたくしは使いません。
これはwigでございます。
桐壺帝:(うぃっぐ??)
源氏の君:おはようございます、典侍…斬新な髪型ですね。
源の典侍:まあ、光源氏さま!おはようございま〜す。
女性の見てほしいところをすぐに気づいてくださるなんて、さすがは光源氏さまね!
うれしいですわぁ(はあと)
源氏の君:…(^^;)
源の典侍:さすがに地毛じゃありませんのよ。うふふ。
源氏の君:何だ、驚きました。髢でしたか。
源の典侍:いやですわぁ、髢だなんてババくさいじゃないですかぁ。
これはね、wigですのよ。
源氏の君:うゐ…つぐ…?
源の典侍:おほほほ。藤壺の女御様みたいにきれいでしょう?
えーーっ、平安時代なのに金髪なんてありえない!?