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2024年5月16日
 大河で題字揮毫と書道指導をしている根本知さんのインスタを見てきました。
 第15回と第17回の書き留めておきたい話をここに。
 今頃!
 仕方がありません、今月になってフォローしたんですから…

 第15回。
 石山寺に行く回で、さわちゃんがまひろちゃんを訪ねてきたときに
 まひろちゃんが書写していたのは
 白楽天の「琵琶引」でした。
 左遷された白楽天が、落ちぶれた長安の元芸者の弾く琵琶を舟の上で聴き、
 琵琶の音と元芸者の身の上話にしみじみする内容です。
 「琵琶行」の題で覚えていたんですが、どちらが一般的なんでしょうね。
 須磨から明石に移った光源氏が明石の君の琵琶を聞きながら、きっと自分を重ねていた漢詩です。

 第17回
 自分の書く文章が人の心を動かすと知ったまひろちゃんが
 何を書きたいのかは分からないと思いながら、突き動かされるように書いていたのは
 古今集の清原深養父(清少納言のひいおじいさん)の歌
 「恋ひ死なば たが名は立たじ 世の中の 常なきものと 言ひはやすとも」でした。
 意味がわかりにくい歌で、ネットの海にはあれやこれやと違う解釈が見つかりますが…
 「恋で死んでしまったら、いくら世は無常だからとごまかしても私たちは噂になるでしょう、
 私は噂にならないかもしれないけれど、あなたのほうはいかがでしょうか」
 ということにしておきます(笑)
 行間をぎゅっと詰めるあのような書き方を「乱れ書き」というそうです。
 文字と文字を重ね、行頭も揃えないそうです。

 大河の方のインスタに、崩し字で何を書いているのか教えてほしい
 というコメントが付いていたので、私もいいねしてきました(笑)

 第18回。
 宣孝さんが筑前守と大宰少弐の勤めを終えて帰京。
 さわちゃんはお父さんと一緒に肥前へ行くことに。
 …筑紫じゃないんですね!
 肥前と筑紫は隣同士ですが、これで死亡フラグは立たずに済むんでしょうか…

 まひろちゃんの宿敵・七日関白道兼が病死し、ついに道長さまが政権トップに。
 道兼が病床で唱えていたのは光明真言だそうです。
 自分が過去に行った罪を滅して、地獄へ行く道を破壊し
 あらゆる災難を除くという功徳が説かれているそうです。
 道兼さんもなんだかんだ生き地獄を生き抜き、最後はすっかり良い人になりました。

 ウイカ少納言がまひろちゃんに持ってきたおみやげのお菓子は、
 サクサクカリカリの食感の「サーターアンダギーの軽いスナック菓子ver.みたいな味」で、
 撮影後にもいくつかつまんだほど美味しかったそうです
 (ウイカ少納言談)。
 ビフィズス菌(!)みたいな形ですが、
 「八種唐菓子(はっしゅとうがし)」のひとつ「梅枝(ばいし)」らしいです。
 貴重な油で揚げた高級菓子です。
 最推しの中宮様からいただいた大切なお菓子を分けてくれるくらい、
 今のところウイカ少納言はまひろちゃんを話し相手として気に入っているんですねえ…
 ただ、道長さま評はすでに相容れない二人です。


2024年4月29日
 大河感想、更新サボってたらたまってました。
 一気に行きます!

 まず3月分もう1回あって。第13回。
 倫子さまが見せてきた、まひろちゃんが送った文の例の漢詩、
 既自以心為形役 奚惆悵而独悲
 ↓
 悟已往之不諌 知来者之可追
 ↓
 實迷途其未遠 覺今是而昨非

 なのを、まひろちゃんから見て

 實迷途其未遠 覺今是而昨非
 ↓
 悟已往之不諌 知来者之可追
 ↓
 既自以心為形役 奚惆悵而独悲
 に並べていたのは、倫子さまは漢詩をよく知らないから、でしょうか?

 第14回。
 帝を位から「引きずり下ろし奉る」に続く新作。
 女御様とお子を「あやめ奉る」。
 とりあえず奉ればいいというものではないと思います(汗)

 そして顔ドアップで都を背景に「わーはっは!」とやった悪の大ボス道長パパが亡くなりました
 (この度は紫綬褒章おめでとうございます)。

 和歌の会の歌は拾遺和歌集にある
 秋風の うち吹くごとに 高砂の 尾上の鹿の 鳴かぬ日ぞなき
 (飽きられてしまったと私は毎日泣いている)
 らしいです。
 婚活パーティーなんだから、もっと気の利いた秋の歌は無かったのかとは思いました(笑)

 第15回。
 ウイカ少納言ついに定子中宮サロンデビュー。
 まひろちゃんは石山寺へ。

 第16回。
 やっぱり終われなかったあの件。
 ずっと隠してたのに、藤原道長である!ってお姫様抱っこで突入されて一晩中寝ずの看病されちゃったので、
 お父さんと乳母のいとさんにただならぬ関係がバレちゃったじゃないですか!

 そして香炉峰の雪。
 ウイカ少納言よかったね!

 まひろちゃんが、たねちゃんに平仮名を教えた「あめつちのことば」(天地の詞)は、
 平安初期の手習いの教材だそうです。
 仮名48文字を重複しないように使って
 「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)
 みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔)
 ひと(人)いぬ(犬)うへ(上)すゑ(末)ゆわ(硫黄)さる(猿)
 おふせよ(生ふせよ)えのえを(榎の枝を)なれゐて(慣れ居て)」
 らしいです(Xの英知)。
 …「えのえを」で「え」2個あるじゃないですか!
 片方は昔は区別があった「や行」の「え(ye)」とのことです(調べた)。
 昔と言っても意外と最近で、江戸時代までは区別されていたようでその証拠が日本円に残っています。
 当時の発音がyenだったから通貨記号が¥(Yに二重線)なんです。
 yeは永久に不滅です!

 第17回。
 ほら、バレてるバレてる!!
 お父さま、もう道長さまからのお文は7年も前に、おととい来やがってるんですよ。
 お父さま、ご自身のカンと、いとさんのカンを信じてください。
 道長さまと姫さまは元服・裳着前からの仲でございますよ。
 どうするんでしょう…このまま濁り茶進行?えーっ。

 まひろちゃんにとって道長さまに看病されたのは、
 夢の中が現実か、現実のほうが夢なのかというわけで
 庭を蝶が舞って、荘子の「胡蝶の夢」を書写していたようです。

 関白道隆は後に百人一首に選ばれる妻貴子作の、道隆と結婚したときの思い出の歌
 「忘れじの行く末までは難ければ 今日を限りの命ともがな
 (この幸せがいつまで続くか分からないので、幸せな気持ちのまま今日死んでしまいたい)」
 を口ずさんで旅立ちました。
 お父さんの兼家と同じ展開…
 こちらも百人一首にある藤原道綱母の
 「なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる」
 (あなたが来てくださらないことを嘆き哀しみながら、夜が明けるまで一人きりで孤独に過ごす時間が、
 私にとってどれほど長く感じられるか、あなたはご存じでしょうか。ご存じないでしょうね)です。

 さわちゃんとは仲直りできてよかったね。
 さわちゃんは、紫式部集で歌を交わすがモデルと見られているようです。
 だろうとは私も思いますが、筑紫の君ならもう少し年下でもいいようには思います。
 そして筑紫の君は、紫式部の従姉妹の平維将の娘と言われているようです。
 ということはそう遠くなく死別展開不可避なんですね…
 まひろちゃんが自分の書く文章が人の心を動かすと知ったきっかけになりました。

 Xの英知が、まひろちゃんの従者の乙丸(おとまる)と、
 道長さまの従者の百舌彦(もずひこ)のふたりを合わせて
 オトモズ(お供's)と呼ぼうと呼びかけていたのが面白かったのですが、
 多分これ名づけとしては逆じゃないでしょうか?
 「おともず」から「おと」+「もず」にして、それぞれを乙丸と百舌彦にしていそう。
 大石静さんに聞いてみたいものです(笑)


2024年3月31日
 大変恐れ入ります!
 諸事情のため一時的に、ビーズドールの一部の作り方ページの公開をお休みさせていただくことにしました。
 何かまずいことがあったということではなく、
 管理人にとっては前向きな理由なので、ご理解と応援をいただけると嬉しいです。
 時期は状況によりますが、そのうち再公開するつもりです。

 さて第11回。
 やっぱり妾に収まる方向に行きかけ…強引に打ち切られて結局史実の道へ(汗)
 道長が行成に教わって練習していた平仮名の歌は
 安積山 影さへ見ゆる山の井の 浅くは人を思ふものかは
 だったみたいです。
 私の思いは浅いものではありませんよという意味です。
 習字の練習で定番の歌らしいので、そこに深い意味はありません(笑)

 第12回。
 のちの彰子中宮は身分の低い母(まひろちゃん?)から生まれたのを、
 道長の正妻が引き取って養育して正妻腹風にする展開はない模様。
 明石母子展開を若干期待してた視聴者は少なからずいたと思いますが…

 よし!3月分まで以上!!


2024年3月16日
 第9回。
 はやうよりわらは友だちなりし人(直秀)、とほき所へ行くなりけり。の回でした。
 なぜかずっと衣装チェンジなしで来たせいで、少し生地が毛羽立ってきたまひろちゃんの黄色い着物も、
 ついに泥まみれになったのでチェンジされました。
 衣装制作費が高くつきすぎる制作上の都合なのか…みんなみんな着た切り雀でつまんないよね!

 ことあるごとに奥様に「日記に書けば?」と言われてしまう藤原実資の日記(小右記)ネタ。
 なんでも書き残したのに、自分が出世していればいい政治になるのにとは恥ずかしくて書けないそうです(笑)

 弟の藤原惟規が大学寮に入る前にお父さんに言われた
 一念通天 率先垂範 温故知新 独学孤陋 肝に銘じよ
 のうち、たったひとつわかったのはどれだったんでしょうね?

 第10回。
 激しい和歌と漢詩のやり取りの応酬(!)でした。

  思ふには忍ぶることぞ負けにける色には出でじと思ひしものを
  (そなたを恋しいと気持ちを隠そうとしたが俺にはできない)

  既自以心為形役 奚惆悵而独悲
  (これまで心を体のしもべとしていたのだから、どうして一人くよくよ嘆き悲しむことがあろうか)

  死ぬる命生きもやすると試みに玉の緒ばかりあはむと言はなむ
  (そなたが恋しくて死にそうな俺の命 そなたが少しでも会おうと言ってくれたら生き返るかもしれない)

  悟已往之不諌 知来者之可追
  (過ぎ去ったことは悔やんでもしかたがないけれど、これから先のことはいかようにもなる)

  命やはなにぞは露のあだものを逢ふにしかへば惜しからなくに
  (命とは儚い露のようなものだ。そなたに会うことができるなら命なんて少しも惜しくはない)

  實迷途其未遠 覺今是而昨非
  (道に迷っていたとしてもそれほど遠くまで来てはいない。
  今が正しくて、昨日までの自分が間違っていたと気づいたのだから)

 道長がまひろちゃんに送った3首はすべて古今和歌集にある恋の歌で、
 それに答えるまひろちゃんは陶淵明の「帰去来辞」を細切れに返しているのです。
 もう嫌になったから全ての官職を辞めて故郷の田園に帰っちゃおう!という漢詩です。

 自作でないものに自作でないものを返すのは普通のようですが、
 和歌には和歌で返すのが普通なので、道長が困ってお友達藤原行成に相談したら
 「そもそも和歌は人の心を見るもの聞くものに託して言葉で表しています。
 翻って漢詩は、志を言葉に表しております。
 つまり漢詩を送るということは、送り手は何らかの志を詩に託しているのではないでしょうか」
 と言ったので、道長は思い余って

  我亦欲相見君
  (我もまた君と相まみえぬと欲す=俺はそなたに会いたい)

 とやってしまったのでした。
 まひろちゃんは、直秀が言っていた遠い国を思い浮かべてこの漢詩を選んだのでしょうが、
 道長は、よし!嫌なことを全部捨てて二人で遠い国へ行こうと言うんだね!と受け取ったのです。

 実は公には、本当は遠くの国に逃げなければ一緒に居られない関係というほどではさすがにない二人。
 もう歌でも詩でもなくて、ただ「会いたい」という「志」をひときわ大きな文字で書き送ってきてしまったから、
 ついにまひろちゃんは会いに行かざるを得なくなってしまいましたね。
 そしてこれほど見境なく恋心が燃え盛っているなら、
 道長はまひろちゃんの、世の中を政治で変える人になってほしいという願いを受け止めて、
 「わかった、もう遠くの国に行こうなんて言わない。
 都で片時も目を離さず死ぬまで見つめ続けると言うなら、誰よりも近くで見ていてほしい」
 …と、切り替えて普通言い出しますよね。たとえ口から出まかせだろうとも。
 世の中を変える、そなたも欲しい、どちらも求めると。
 どちらかしか手に入れられず、欲しいものはあきらめるなんて我慢できるでしょうか。
 そんな弱気ではすべてを手にする最高権力者にはのし上がれないでしょう!
 遠い国に行かなければ何も始められないっていう発想を、いつまでも二人そろって思いつめるかはわからないです。
 まひろちゃんとしても道兼の弟だから気になる、身分も気になると言い訳し続けてきたのを、
 道兼との関係を断つために藤原を捨ててでもとまで身分の高い人に言わせてしまったので、
 もはや断る退路が失われ、側室に納まる方向になるしかないし…
 今後の展開と史実との兼ね合いどうするんでしょう(汗)


2024年2月29日
 第7回と第8回は私にとって書き留めなければならない小ネタは無さそうでした。
 第7回で逃げて見つからずにそのまま放送時間が終わった猫ちゃんは、
 第8回にしれっと普通に登場しました(笑)

 今日は4年に1度のうるう年でポチャッコの誕生日なので、ほとんどそのためだけの更新でした!


2024年2月17日 リンクのページ 更新
 久しぶりにサイトのページ自体の更新を行いましたよ!
 色見本大辞典、移転してましたね(笑)
 そりゃあそんなこともあるでしょうね、あれは2013年8月1日現在だったんですから…!

 さて、第6回の小ネタ。
 漢詩の会での漢詩と、最後の和歌を押さえればよさげですね。

 「酒」をテーマに各自選んで挙げた漢詩はそれぞれ
 行成=白居易(=白楽天)『獨酌憶微之』より
 斉信=白居易『花下自勸酒』より
 道長=白居易『禁中九日對菊花酒憶元九』より
 公任=『夏日同賦未飽風月思』七句、八句と
 『冬日陪(環境依存文字…草かんむりの下に於っぽい一字が入る)飛香舍、聽第一皇子始讀御注孝經、應教詩』の
 三句と四句を合わせたもので、
 いずれも公任オリジナル作(さすが天才)なのだそうです。
 そして作中で漢詩に選んだ人の思いが表れるとされていましたが、
 行成は引きずり中の失恋
 斉信は早く出世しなくてはという焦り
 道長はこの場にいるまひろちゃんへ秘かに伝えたい熱い想い(!)
 公任は今の帝のまつりごとは完璧
 という意味になるようです。

 道長の『禁中九日對菊花酒憶元九』だけスペシャルに詳しく…

 賜酒盈杯誰共持(下賜の酒は十分あるが君をおいて誰と飲もうか)
 宮花滿把獨相思(宮中の菊花を手に満たして私はひとり君を思う)
 相思只傍花邊立(君を思いながら菊の傍らに立って)
 盡日吟君詠菊詩(一日中君が作った菊花の詩を吟じ虚しく過ごした)

 「君」は白居易の友達の元シン(シンは環境依存文字…のぎへんに眞)を指しているので、これは友情の詩なのです。
 白居易が、元シンの作った菊花の詩が素晴らしいよと言う内容です。
 道長はまひろちゃん以外の漢詩の会の参加者たちには謎に友情の詩を選んだと見せかけておいて、
 まひろちゃんにだけわかるように(まさかのまひろちゃんパパ朗読だし)切々と愛を叫んだわけです。
 「下賜」に「菓子」をかけてるんでしょうか。

 それにしても菊は何を表しているんでしょうね。
 第6回の季節は秋じゃないっぽいですよね?
 紫式部で菊と言えば道長の(のちの)妻の源倫子との重陽の節句のやり取りなんですよ
 (菊の着せ綿に含まれた夜露で若返ろう的なアレ)。
 第6回冒頭でまひろちゃんが満月の映った水を掌に掬っていた(掬月=きくづき=菊)からか?
 という英知もいらっしゃいましたが、
 そんなことをしているのを道長は知らないから選べないし、
 まひろちゃんのトレードマーク(?)の黄色い衣を菊に見立てている説もありましたが、
 平安当時の菊って何色だ問題あるし…
 (当時の菊の色で有名なのは、傷みかけの移ろい菊の紫色)

 深読みしすぎなんですかね?
 みんなに分からないように、なので…
 君をおいて誰と、私はひとり君を思う、君を思いながら、虚しく過ごした、だけでいいんでしょうか。

 モヤモヤするので調べまくっていたら、
 『禁中九日對菊花酒憶元九』は元シンの菊花の詩が作られた7年後に作られているようです。
 作中で道長とまひろちゃんが出会ってからも7年経つんじゃなかったでしょうか?
 第1回が貞元2年(西暦977年)だったみたいで、第6回は永観二年(西暦984年)!
 コレでしょうか!?
 コレだったら漢籍オタクのまひろちゃんをウルウルさせられそうですよ!
 漢籍苦手設定の道長さま頑張ったね!


 「ちはやぶる 神の斎垣(いがき)も 超えぬべし 恋しき人の みまくほしさに」のほうは、
 百人一首に出てくる「ちはやぶる」を思い浮かべてはいけません…
 伊勢物語の「ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし大宮人の見まくほしさに」が元歌のようで、
 「大宮人(宮廷から来た人)」を、より直球に「恋しき人」に読み替えたドストレートさがウリです。
 そしてこの伊勢の歌も万葉集の歌の
 「ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし今はわが名は惜しけくも無し」が元歌らしいです。
 何としてでも、伊勢神宮の聖域を冒すようなことをしでかしても、
 名誉や評判をかなぐり捨ててでも、恋しいあなたに会いたい。
 ワオ!
 そして「賢木」の巻では源氏が「斎垣も越え侍りにけれ」と、
 娘の斎宮(のちの秋好中宮)と一緒に伊勢へ向かう六条御息所に声を掛けるのです。

 本当に、Xの英知たちのつぶやきなしではやっていけません…
 素晴らしい時代になりました。


 そしてですね…今頃書きますが、まあアレですよ。
 もちろん第1回から思ってたんですが、
 当サイトでかつてお送りしたシリーズ「月の君」(男性版)が実写化したみたいなワクワクなんですよ。
 でもあのシリーズと大河には大きな大きな違いがあります。
 それは当然、月の君の正体です。
 大河では月の君(?)の正体は堂々藤原道長なんですけど、当サイトのは正体不明で貫いているんですよね。
 当サイトは、道長のようなビッグネームを出すには憚られるし、
 正体不明のほうが想像が膨らんで面白いよね、というだけのことでもなかったんですよ。
 もちろんこの2点も理由ではありますよ。
 まあ、ご存じの方も多いように、紫式部が(夫の藤原宣孝の没後は?)道長の妾だったかもしれないという話は、
 貴族の系譜を記録した『尊卑分脈』にあるようです
 (「という話を聞いた」レベルの記述で、信ぴょう性が怪しいらしいですが)。
 でも「夕霧」巻で落ち葉の宮の母の一条の御息所に語らせた、
 多少なりとも身分ある(=貴族)女性で、二人の男性に嫁ぐ例は、感心しない軽薄なことなのに…
 (すこしよろしくなりぬる女の、人二人と見るためしは、心憂くあはつけきわざなるを…)
 という言葉を書いた紫式部なんですよ!
 人にはダメと言っておいて、自分は喜び勇んでやってしまう人ではないと思うんですよ、紫式部は。
 それに大切過ぎる月の君が名のある人であってもなくても、噂レベルでも記録されてしまうような失態はせずに、
 潔癖に守り抜いて墓場まで持っていきそうです。
 まだ週刊文春は創刊されてないんですし、尻尾は絶対につかませなかったことでしょう(文春砲不発!)。
 だから月の君=道長はナシでした(笑)


2024年2月12日
 第5回(第何話ではなくて、第何回だったみたいだから今回からそうします)は
 荒れ果てた六条にある空き家のなにがしの院で道長光源氏とまひろ夕顔が密会。
 逃げた猫を追いかけて女三宮倫子さまが客前猛ダッシュ。

 第6回。清少納言登場!
 清少納言って自分の内にある詩の世界を生きているみたいな感じがあるなと思ってます。
 ちゃんと読んでないけど赤毛のアンみたいな感じです。
 自分の内にある詩の世界あっての現実というか、詩の世界を通して現実を見ているというか…
 だから定子の死後もずっと、自分の内にある最愛の上司の定子さまがいる美しい世界の思い出を、
 少しも俗世の垢にまみれさせずに大切に枕草子として書き綴り続けていけたんじゃないかと。
 …あんまり清ウイカ少納言からはそういう感じしなかったですね。
 清ウイカ少納言は、いつか時代劇のオファーを受ける時のために
 ピアスを開けずにイヤリング派を貫いてきたらしいとXの英知が言ってたので女優魂です。
 でもまあ、清少納言激推しで年中清少納言の魅力を語り続けているXの英知は、解釈が一致したらしいので、
 あれでいいのかもしれませんが…
 何と言っても管理人は紫式部推しであって、清少納言推しではないんだし(笑)
 管理人の枕草子イメージは定子の思い出34%、春はあけぼの的なの34%、
 下衆野郎16%(作中ゲスって言葉を書きすぎで目に付きます。案外枕草子は言葉にお品が無い!)、
 そのほか16%って感じです。

 取り急ぎこれだけ!
 小ネタ拾いに戻ります…


2024年2月2日
 大河は源氏物語や故事のオマージュが多いようなので、見つけたもの控えておこうと思います。
 自力とは限りません(笑)
 今はX(旧ツイッター)の英知をハッシュタグとトレンドから探せますから…
 遅ればせながら第1話は、籠に入れて飼っていた小鳥を逃がしてしまったのでしたね。
 三国志の英雄たちの名前も書物に見えます。
 紫式部を三国志好きにしちゃうのでしょうか(笑)

 第2話は、うっかり飛ばしちゃった履物を手ずから履かせてもらうというのが、
 藤原の祖の中臣鎌足と中大兄皇子の出会いのオマージュらしい(旧Twitterの英知)です。
 歌を代作するバイトで書いていた夕顔の歌は、光源氏が夕顔に贈った歌で間違いなさそう。
 途中でながめていた歌は紫式部のひいおじいさんの藤原兼輔が詠んだ歌で、
 「人の親の心は闇にあらねども子を思う道に惑いぬるかな」
 (人の親の心は闇ではないが、子を思うと道に迷ったように分別をなくすものだ)で、
 『源氏物語』に引用される回数が最も多いらしい(旧Twitterの英知)です。

 第3話は雨夜の品定めをやってました。

 第4話は五節の舞姫に身分がそれほど高いわけではない人(まひろ)が出るなんて、惟光の娘(藤典侍)だ!でした。
 ツイッターの英知が言ってたことで私もあれっ?と思いましたが、
 あの新嘗祭は天皇即位後最初のだから大嘗祭だと思うけど、舞姫5人いなくていいの?(大河では4人)、
 衣装、物具装束じゃないの?
 髪型と髪飾りはまああれでいいとしても、
 裙帯と比礼(「くんたい」と「ひれ」…天女みたいなひらひら長い布の飾り)どこへやった?
 えっ…実写で見たかったのに(泣)

 物具装束

 とりあえず1月分は以上です!


2024年1月8日
 あけましておめでとうございます!!!!!
 昨日の大河の第1話見たよーーー!
 かつて宮中でいたいけな犬君の首を撥ね飛ばしてしまった管理人には、もはや何も言えませぬ(笑)
 …って今、件の事件を読み返して来たら、首を撥ねたなんて物騒なことは、わたくし一言も書いてなかったではありませんか!
 やだやだ。
 介錯もとい解釈は皆様にゆだねますよ!


2023年8月20日 サイト開設13周年
 去年の12周年のご挨拶、なんと忘れていたことに今気づきました…
 干支もとっくのとうに一周!14年目の当サイトをよろしくお願いいたします。
 仮死状態ですが…
 何より期待の来年のNHK大河。

 急に思い出したんですが、
 ビーズドールの写真をガラケー写真からミラーレス一眼写真に変えたいと、
 前に言ったような言わなかったようななんですが、
 姉妹サイトで写真をミラーレスでばっちりがっちり撮り直した途端、
 びっくりするほど売れなくなったという恐ろしい出来事があったので、やっぱり撮り直しはナシかと思っています。
 全体に灰色がかってぼやぼやした写真より、細部までくっきり明るいほうが普通は良さそうなものなんですが、謎です。
 アナログからデジタルへ、そして4K・8K・16Kへっていう時代の流れはどこへ行ったんでしょうね?
 ビーズの穴に通るテグスの1本1本まで見えると、女優の毛穴を見るような興ざめなんですかね?
 見られてもいいから、というよりむしろどんどん見てくれて構わない、自信があるから(←!)見て!という感じなんですが…
 みんなが求めるのはそういうことじゃなくて雰囲気なんですかね…?
 難しいですね。

 いつか管理人が望んだSuperKokkuriIIIは時を経てチャットGPTという形で実現されましたね。
 いいね!とは思ったのですが…
 少し前、新聞に折り込まれていた高級商品の広告特集で写真の間にあった文章があまりにも読みづらくて、
 なんだか同じ内容を言葉選びを変えながら繰り返し書いているみたいな変な文章でした。
 あの文章で、ずうずうしくも原稿料取ったのかなあ…?
 とてもプロフェッショナルなライターが書いている文章に思えなかったんですが、
 あれもまさかチャットGPTだったのかなあなんて思ったりします。
 写真の間の文書なんて飾りみたいなもので誰も読まないと思い込みやがって、手を抜きやがったな!って思いました。
 読むんだよぉ〜文字があれば何でもとりあえず読むんだよぉ〜そういう人いるんだよぉ〜!
 チャットGPTにみんな人間越えの知能を見出して恐れおののいている、みたいな話をあちこちで読みますが、
 結局ただのこっくりさんですよねえ…
 難しいですね。

 以上、人間による文章生成と出力にてお送りいたしました(笑)


2022年12月31日 大晦日
 お久しぶりです!今年もついに最終日!
 本当は古典の日にも何か書こうと思ってたんですが、そのころ6年使ったパソコンが壊れて突然電源が入らなくなりましたねえ…
 常々思いますが、スペックは普通でいいから壊れないパソコンが欲しい!
 今度のパソコンは中古ですが、大変丈夫だとされるThink Padです。

 そんな混乱の中でも11月1日に藤の花のランプを何とか姉妹サイトで発売しましたよ〜
 あのランプはTwitterに流すと鬼滅の刃ファンと、刀剣乱舞ファン(特にへし切長谷部推しのみなさまらしい)に人気です。
 前はあしかがフラワーパークとか、
 韓国の?ゲームのキャラを思わせる
 (そのキャラの正確な名前も善玉なのか悪玉なのかも結局わからなかった)とかの声もありましたが、絞られた感じです。
 ねえ、みなさまお気づきですか?…源氏ファンがいない!!!(泣)
 11月1日に出したのは古典の日だったからなのに!
 珠世様の部屋にありそうなランプなら反響あっても、藤壺の中宮だと反響ないんです(泣)
 再来年になれば…大河さえ始まれば…(泣)

 さて、とうらぶは残念ながらわからなくて語れませんが、鬼滅のほうはアニメ見てます。
 となると、やはりあの話題が期待されるところでしょうか?
 とりあえず遊郭編ですね…宇随天元(一発で変換された!すごい)のモデルが光源氏と言われていて、
 3人の奥さんの名前が雛鶴・須磨・まきをで源氏物語にちなむとか。
 その辺の話をまとめた人はすでにいらして、詳細はその方にお任せするので検索してみてください(えっ)。
 「雛鶴源氏物語」という俗訳というか翻案物があるらしくて、そこから「雛鶴」、
 「須磨」はまあ、須磨の巻があるじゃないですか。
 そして「まきを」は「巻」からだっていうんですが、私は彼女の騒々しいキャラを見て源氏物語に出てくるある人を思いましたよ。
 まきを→巻き尾→犬…で、犬君!
 どうなんでしょうね?
 しっかし、吾峠呼世晴先生は本当に源氏物語由来のネタなら、ずいぶんひねくれたマニアックなものを引っ張ってきたものですよねえ。
 私は雛鶴源氏物語ってこの件で初めて聞きました(笑)
 でも鬼滅では鬼の弱点が藤の花、日の光、日輪刀で、
 源氏物語で最重要登場人物の藤壺の中宮がそもそも藤の花だし、別名が輝く日の宮だし…源氏のにおいがプンプンしますよ!
 …だから何ということはなさそうですが(笑)

 吾峠先生と言えば、九州のご出身だそうですが、話の中に散りばめられた山形県ネタはいったい何を表しているんでしょうね?
 別に話の筋には関係なさそうなのに。
 善逸が連れているチュン太郎こと、うこぎちゃんの好物の「うこぎご飯」って、山形ではよく食べられている山菜の混ぜご飯らしいです。
 鬼滅は舞台が東京ですが、実は東京では全く聞かないものです。
 あと、すみちゃん・きよちゃん・なほちゃんの誰か(きよちゃん?)が炭治郎にあげた「からからせんべい」。
 割ると小さなおもちゃが入っているお菓子ですが、これも山形の名物です
 (他の2人があげたあんぱんは木村屋なのかなあ、キャラメルは森永なのかなあ、時代的にって思います)。
 地味に気になるところです。

 よいお年をお迎えください!


2022年5月11日
 お久しぶりです!!!
 ついにこのサイトも死んだと思ったでしょう!みなさま!!
 蘇りましたよーー!
 …蘇ったってやっぱり死んでたの?
 いえいえ!仮死状態でした(笑)
 ずいぶん前にも書きましたが、ネタが何〜にもなかったのです。
 引きこもりだもん。

 出来たのかって?
 出来ました!というか、来ました!!(他力)

 2024年のNHK大河ドラマの主役がなんと、紫式部らしいんです!
 当然源氏物語も出てくる(たぶん)!
 これはきっと来ますね!ビッグウェーブですよ!大ムーブメントですよ!だってNHKだもん!
 きっとすんばらしいイベントが各地で開催されますよ!
 東京神奈川あたりだったら行きたいですね!コロナ終われ!

 大河の週リポやるのかって?
 それは未定で(笑)
 その時間はあいにく別番組を見がちなので、うふふ、ふふふ(汗)
 (別番組が打ち切りになっちゃってたら見るかも)

 このページ、こんなわけで2022年1月〜4月分は存在してませんが、
 便宜上2022年1月からの更新履歴と称しました。ゆるい!







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