渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その6) <2015年7月>


展示替えがが4月だったはずなので今更(?)とはなりましたが、行ってきました♪

まずは外の展示からです。
平安時代の鎧兜のつくりについての展示とDVDのほかに、
川本先生が集めたという関羽の置物コレクション(!)が5体ほど並んでいました。

角のケースは小喬です。
入り口からいきなり美人って言うのもいいですね♪
この場所なので、前からだけでなく後姿もよく見えました!

おや!?今回から人物紹介のプレートに、
中国語読みでのアルファベット表記が加わっています!
(これは入り口だけではなく、中ももちろんそうでしたよ)
外国人観光客対策ですね(お・も・て・な・し(はーと))。
なんたって大人気のスクランブル交差点を擁する渋谷ですからね!
中国語をちょびっとは勉強した身にも嬉しいですね(笑)
ちなみに小喬はxiao(シャオ) q ……(??アレ!?)……(汗)
見たそばから読みは忘れていきますが…(←!)

それでは中へ!
今回の展示の様子です。クリックで拡大します。
展示室の様子
四角いふきだしはプレートに書かれていた展示テーマののタイトル、丸いふきだしは筆者の私による注です。
いつものように環境依存文字らしい漢字はカタカナ表記としております。

今回の三国志は赤壁です!
と、その前に…展示ケースの手前の壁に、
三国志年表と渋谷区所蔵の三国志の人形たちの顔写真付き一覧が!
ほうほう…みなさん全員お会いしましたね(笑)

では、今度こそ。
入り口に近い側は「劉備主従」。全員集合です!
説明プレートには、史実としての赤壁は曹操と孫権の戦いで、
劉備たちは特に目立った活躍はせず、
特に孔明さんの活躍はほぼ(全部?)フィクション!とありました(笑)
ホント、よく盛ったもんですよね(笑)

というわけで(?)勝った孫権たちから!
いつも渋谷に登場するたびに椅子に座っていらっしゃった孫権さん。
ついに立ち上がりました!(椅子は隣にちゃんと置いてある)
もちろん側近たちも勢ぞろいしてます。
今回の展示は(孫権たちに限らず)皆さん色々な方向を向いて立っていたので、
後姿も結構よく見えました!うれしい!!

では曹操さま(←ナゼ、さま付け(笑))ご一行!
怒りと悔しさで、激しく顔をゆがめる曹操さま!
えーっ、こんな表情のカシラも作ってあったんですか!
→ちょっと公式サイトに行ってきました。
「NHK収録で伝説となっている曹操の悲壮感あふれるカシラでの展示を本邦初公開」だそうです。
…ということは、収録に使ったあの本物ということですか!?
おおぉ…(もう1回見に行かなくちゃ)
そのすごい表情でその場に座り込む曹操さまの隣には、
腕を引いて立ち上がらせようとする許チョさん…側近はタイヘンですね(汗)
でも、この赤壁での戦いで主要な武将たちを戦死させなかったという曹操さま。
さすがですね(そういえばそうでしたよね)。
そして左端にさりげなく立つ郭嘉の相変わらずのかっこよさ!
赤壁の時に郭嘉がいれば…と
曹操は郭嘉がとうに世を去ってることを惜しんだそうですが…
曹操じゃなくても郭嘉がいてくれると嬉しいですね(笑)


続きまして平家物語。
今回の平家は敗北が濃厚になっている時期の模様!

おごれる人は久しからず、ただ春の夜の夢のごとし…ですね(表記はテキトウ)
「平家都落」の展示では
平維盛が妻子を残して出立する場面、
平経正が琵琶「青山」を持ったままで都落ちはできないと、
守覚法親王に青山を返そうとする場面、
平忠度は歌の師である藤原俊成に自作の和歌を書き記した巻物を渡そうとする場面
(藤原俊成は後に歌集をまとめるときに、
忠度の歌を一首、読み人知らずとしてこっそり入れるのです。泣けますねえ…
というか、3つのどの場面も泣くところですね)
になっていました。

斉藤実盛は正体を隠すために髪を染めようとしているところでした。
手に持った鏡にちゃんとお顔が映っていました!(←見るポイント、そこ!?)


今回の瓦版(ちゃんといただけました!)コラムは、
現在の赤壁周辺について。
観光地としてすっかり交通の便もよくなったそうです。


以上、ヒカリエ・リポートでした!





2015年8月11日公開



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