イベントリポート 目黒雅叙園・衣裳が織り成す恋愛絵巻展


久々となります、イベントリポートです!
今回は目黒雅叙園で開催中(〜2012年1月15日)の
「百段階段×源氏物語〜衣裳が織り成す恋愛絵巻〜」
へ行ってまいりました!


展覧会の公式サイトはこちらです。


管理人は展覧会に行くと、たいてい図録(相場は\2000前後)を買うのですが、
今回は図録が売られていなかったので、
入口でもらったパンフレット(\0)と記憶(!)を元に書いていきます。
今から忘れないうちに、急いで書いていきますね!



展覧会には初日の11月26日に行ってきました。

目黒駅西口から、長く急な行人坂を下まで下りて行ったところに
会場のある目黒雅叙園はあります。
会場に入ると…イヤ、その前に会場のある3階に行くエレベーターの内装が
螺鈿細工で彩られていました。すごい!
百段階段は用意されたスリッパに履き替えて上ることになります。
やはり都の文化財だけあって、階段や室内の天井や壁の装飾が豪華でした。
「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと言われているそうですが、
今思い返すと、似てるかもしれないですね…
「千と千尋――」に出てくる湯屋の客間って、こんな感じでしたね。

肝心の展示物のことですが…
あれ、ポスターやチケットに写真で載っている衣裳がない!?
もらったパンフレットに載っている衣裳も、4着中2着がない…
エッ……
会期中の展示物入れ替えがあるんでしょうか?
そんな話はどこにもありません、よ?
……?

改めまして…
全体を見まして「あさきゆめみし」の影響力は、
やはり絶大なものがあるのかなという印象です。
特に、六条の御息所の生霊バージョンの衣裳の柄が
2着とも蜘蛛の巣だったところ見てそう感じました。
確か、あさきゆめみしの中で着てましたよね?

また、この展示会は間もなく公開される
映画「源氏物語 千年の謎」の宣伝を兼ねているものらしく、
この映画で主役?の紫式部の衣裳に一番力が入っているように感じられました。

その他、平安時代を再現した調度品の展示にも力が入っていました。
ですが、できればもう少し、衣裳をたくさん展示してほしかったかなとも思いました。


さて、メイン展示の話はこれくらいにして、写真紹介に移ります。
百段階段と展示室は、やはり写真撮影不可でしたが、
ロビーのチケット売り場横にあった模型と人形は撮影可だったので
たくさん撮ってきました。
「紅葉賀」で源氏の君が青海波を舞う場面を表現したものです。
この展示には、風俗博物館協力と書いてあったような気がしますが、
表示をあまりしっかり読まないで帰ってきてしまったので(完全にうっかりです)
本当のところ、どうだったのか…
もし本当なら、風俗博物館は現在休館中らしいので、
いいもの見られたなということになりますね!
では、ご覧ください!写真をクリックすると拡大します。
全体・左から
全体の様子を向かって左側から見たところです。離れたところから撮っているのですが、 人の流れがなかなか切れなくて、ずっとチャンスを待っていました。
全体・右から
同じく右側から見たところです。左からの写真を撮った後、大急ぎで移動して撮りました(笑)
アップその1
ここからは撮影順にご紹介します。向かって右側から始めます。 ショーケースのガラス越しに撮影しているので写り込みがひどいですが、 あまり気にしないでください…!
アップその2
楽器を演奏する人々です(←もうちょっと書き方が…)。
アップその3
写真中央の人物は、雰囲気からして(!)帝だと思います。 前で踊っているのは源氏の君ですが、詳しいことは次の写真で書きます。
アップその4
主役2人です。青海波を舞う頭中将と源氏の君ですね。 向かって左側が頭中将、右側が源氏の君です。 頭中将は紅葉を、源氏の君は白い菊を冠に飾っています。
アップその5
手前の2人は船に乗っています。アップの1枚目もそうです。





2011年11月27日公開



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